auが4G対応スマホ、「Xperia 10 II」などコスパ重視の3機種

KDDI（au）は4月15日、4G LTE通信に対応したスマートフォンを発表した。「Xperia 10 II SOV43」（ソニーモバイルコミュニケーションズ）、「Galaxy A41 SCV48」（サムスン電子）、「AQUOS sense3 basic SHV48」（シャープ）の3機種。いずれもコストパフォーマンスを重視した製品で、次世代の5Gには対応しない。

α並みのカメラ機能「Xperia 10 II」

「Xperia 10 II SOV43」は、アスペクト比21：9、6.0インチの有機ELディスプレイを搭載したミッドレンジモデル。ディスプレイ側と背面側の両方を強化ガラス「Gorilla Glass 6」で覆い、ガラスの質感を生かしたデザインに仕上げている。本体は防塵・防水構造で、電源を兼ねる指紋認証センサーを右側面に備える。本体上面にはオーディオジャックを備え、ハイレゾ再生にも対応する。

「Xperia 10 II SOV43」（ソニーモバイルコミュニケーションズ）

背面カメラはトリプルカメラで、上から順に8MPの超広角カメラ（35mm判換算の焦点距離は16mm相当）、12MPの標準カメラ（同26mm相当）、8MPの望遠カメラ（同52mm相当）となる。ソニーのミラーレスカメラ「α」の知見を取り入れた画作りで、料理や人物、ナイトモード（夜景撮影）といった撮影機能を用意する。

バッテリー容量は3,600mAh。

Xperia 10 IIのおもな仕様

CPU: Qualcomm Snapdragon 665
内蔵メモリ: 4GB
ストレージ: 64GB
ディスプレイ(解像度): 約6.0インチ有機EL（2,520×1,080ドット）
メインカメラ: 約1,220万画素（標準）＋約800万画素（望遠）＋約800万画素（超広角）
インカメラ: 約800万画素
対応SIM: nanoSIM
生体認証: ○（指紋認証）
防塵/防水: IPX5／IPX8、IP6X
バッテリー容量: 3,600mAh
充電端子: USB Type-C
カラー: ブラック、ホワイト、ミント
サイズ: W69×H157×D8.2mm
重量: 151g

画面タッチでロック解除「Galaxy A41」

「Galaxy A41 SCV48」は、アスペクト比20：9、6.1インチの有機ELディスプレイを搭載したミッドレンジモデル。オンディスプレイ指紋センサーを採用しており、画面に触れるだけでロックスクリーンの解除が可能。背面カメラはトリプルカメラで、標準カメラと超広角カメラ、さらに深度カメラとなる。バッテリーは3,500mAhで、15Wの急速充電に対応する。テレビ機能やワイヤレス充電には非対応。

「Galaxy A41 SCV48」（サムスン電子）

Galaxy A41 SCV48のおもな仕様

CPU: MT6768
内蔵メモリ: 4GB
ストレージ: 64GB
ディスプレイ(解像度): 約6.1インチ有機EL（2,400×1,080ドット）
メインカメラ: 約4,800万画素（標準）＋約800万画素（超広角）＋約500万画素（深度）
インカメラ: 約2,500万画素
対応SIM: nanoSIM
生体認証: ○（指紋認証）
防塵/防水: IPX5／IPX8、IP6X
バッテリー容量: 3,500mAh
充電端子: USB Type-C
カラー: ブラック、ブルー、ホワイト
サイズ: W70×H153×D8.1mm
重量: 151g

バッテリー長持ちの「AQUOS sense3 basic」

「AQUOS sense3 basic SHV48」は、長時間のバッテリー駆動にこだわったベーシックモデル。バッテリー容量は4,000mAhで、スマートフォンAQUOS史上最大となる。

「AQUOS sense3 basic SHV48」（シャープ）

本体は剛性の高いアルミ素材を採用。防水・防塵だけでなく耐衝撃・耐振動性能も備え、米国国防省の「MIL-STD-810H」規格に準拠した19項目の試験もクリアしている。不意の落下による衝撃などにも強い。

メインカメラはAIオート機能を搭載しており、シーンに合わせてAIが最適な撮影モードを自動で選択するほか、被写体の動きに合わせて最適なシャッタースピードを設定する被写体ブレ補正にも対応。撮影中の動画の見どころをAIが自動で抽出し、約15秒のダイジェストムービーを作成する「AIライブストーリー」機能も備える。

AQUOS sense3 basic SHV48のおもな仕様