ドリーム・トレイン・インターネットが運営するMVNOのトーンモバイルは4月2日、新型コロナウイルス感染症対策として「あんしんレポート」の臨時版を発表した。子どもやシニアなどの家族が移動した場所をヒートマップで可視化して週次でレポートする機能が加わり、感染が広がっている場所や地域に行っていないかを確認できる。

子どもやシニアなど、見守りたい対象のネットの利用時間や歩数/活動量など、1日の生活状況を月次でまとめて報告するサービス「あんしんレポート」に、見守り対象の移動ヒートマップを可視化して保護者に送る機能を追加する。加えて、レポートの作成頻度を週次に拡張する。

  • トーンモバイルが提供する「あんしんレポート」臨時版のサンプル

見守り対象が移動した際、近隣の都道府県での新型コロナウイルス感染者数を表示したり、移動ヒートマップと照らし合わせることも可能。見守り対象の移動状況をより詳しく把握することで、感染症の予防に役立てられる。

「TONEファミリー」や「ジオフェンス」との連携も可能で、クラスター発生地域や人の多い場所などを設定しておけば、見守り対象がその地域に入った時に通知を送ることもできる。