5Gスマホを手軽に買える支援プログラムも実施
ドコモが発表した5G対応のスマホは全機種、ユーザーが分割払いで購入した端末の支払金をドコモがサポートする「スマホおかえしプログラム」の対象です。3月18日からはプログラムの条件を見直し、対象をドコモの回線契約者以外にも広げて、5G端末の販売促進を図ります。5G対応機種を購入した場合、手続きに応じて機種代金を「5,500円~最大22,000円」割引く「5GWELCOME割」も、スマホおかえしプログラムと重畳して使えるサービスとして用意されます。
ドコモの吉澤氏は今後も5Gスマホを積極展開しながら、2023年度にはスマホを中心に2,000万契約規模を目指すと、意気込みを語りました。これまで東名阪10店舗で展開してきたドコモショップの体験コーナーは、今後順次、102店舗を目指して全国拡大されます。
なお、4G LTE対応のスマホとして、「Xperia 10 II」「arrows Be4」「Galaxy A41」「LG style3」に加えて、ドコモタブレット「dtab」の新機種も発表されています。各端末の実機レポートは追ってお伝えします。
データ使い放題になる「5Gギガホ」
5G対応のデータ通信料金プランは、100GBの大容量パッケージである「5Gギガホ」と、データ利用量に応じた料金が段階的に適用される「5Gギガホライト」が発表されました。3月25日から提供開始です。
5Gギガホは、月額利用料金が7,650円。新規契約から最大6カ月間適用される「5Gギガホ割」で月額料金が1,000円割引かれるほか、「みんなドコモ割(3回線以上)」「ドコモ光セット割」「dカードお支払い割」を適用すると、最大6カ月間、月額利用料金を4,480円にできます。
合わせて、5Gギガホと一緒に「かけ放題オプション」または「5分通話無料オプション」を契約すると、最大1年間、月額700円が割引かれる「5Gギガホ音声割」も用意されました。
5Gギガホの利用可能データ量は月間100GBを上限として、100GBを超えたときには、送受信時最大3Mbpsに速度制限されます。ただし、サービス開始から当面の間は、5Gギガホのユーザーに限ってデータ量が無制限で使えるキャンペーンを実施。吉澤氏は「ドコモの高品位な5Gネットワークを、データ容量の制限を気にすることなく、ぜひ快適に使ってもらいたい」と呼びかけました。
一方の5Gギガホライトは、各種割引プランを適用することによって、月間利用データ量が1GB以下の場合は、月額1,980円から使えるサービス。使える最大データ容量は7GBとなり、これを超えると送受信とも最大128kbpsの速度制限になります。
また、1人の契約者が2台の端末を同時に利用する場合に、ペア設定した「5Gギガホ」「5Gギガライト」を含む「ドコモのギガプラン」のデータ量をシェアしながら使える「5Gデータプラス」も、月額1,000円で提供。5G向けのさまざまなメニューがそろいました。