最後に恒例となったQ&Aコーナーが行われた。さまざまな質問があったが、会場も含め、千葉県・白井市にできた「白井データセンターキャンパス」について、興味を持った人が多かったようだ。筆者はプレスの特権で現地取材をさせていただいたが、正直言うと内部にはズラっとラックが並んでいるだけで、あまり普通の人が見て面白いところは多くないと思う。一方、技術的には冷却システムなど見るべきところも多く、IIJmio meetingに来るような猛者たちにはたまらない施設なのだろう。バスツアーやVRツアーを希望する人もあり、妙な盛り上がりを見せていた。

MVNO事業者、またネットワークの専門集団と技術的な情報をやり取りしたり、交流を深められる機会はなかなか少ないが、IIJmio meetingはそんな貴重な場として好評を集めている。今回も非常に密な内容となり、参考になった人も多かったようだ。

次回のIIJmio Meetingは、東京五輪の開催により、本来開催予定だった4月ぶんと7月ぶんがズレ込み、5月と9月に開催される。5月は9日(大阪)と16日(東京)だが、9月開催分は日程、内容ともにまだ未定。また、9月以降の間隔などについても検討中とのこと。ただし、IIJmio meeting自体を縮小する方向ではないとのことなので、安心してほしい。IIJmio利用者以外も参加できるので、ぜひ参加して、知的好奇心を満たしてほしい。