昨今、企業からの情報提供にTwitterが使われることも珍しくなくなったが、IIJmioもかなり早期からTwitterを駆使した情報発信に努めてきた。そこで今回は初心者向けセッション「みおふぉん教室」として「IIJmio公式Twitterの裏側に迫る!」と題して、公式Twitterアカウントの「中の人」と、その運用方針が紹介された。

まず最初にイベントやプロモーション全般を担当する中込里奈さんから、Twitter上で公式アカウントをフォローしたりアンケートに答えることでプレゼントなどが当たるキャンペーンについての紹介が。フォローしてURLをクリックすると当たり外れがわかるキャンペーンでは、フォロワーが28,000増、リツイート数も14万6,000と、大きな反響があったという。

  • 初心者教室トップバッターの中込さんは、以前はIIJmio meeting 22に登場して申し込み時の注意点などを教えてくださった

続いて端末の動作確認担当の吉橋茂さんから、IIJmioではどのような体制で動作確認を行なっているかの紹介。IIJmioでは販売中の端末に加え、iOS機器、それにIIJmioを扱う量販店が独自に販売するSIMフリー端末も動作チェックしている。あらゆる組み合わせを網羅するための手順書は全部で11種類、確認項目は最大で16種類もあるという。ひたすらSIMを抜き挿ししてチェックの繰り返しは、筆者もさんざん経験があるが、単調なのに見落としができないという、かなり神経をすり減らす行為。これを毎回やっておられるというのは頭の下がる話だ。おかげで、ユーザーはトラブルも少なく、快適にMVNOを利用できているわけだ。

  • IIJmioでは端末の動作確認に加え、IIJmioひかりのサービス構築や運用に携わっている

  • 扱う端末の数が増えるに従って動作チェックしなければならない端末も相当な数に。iOSのように頻繁にOSがアップデートする場合も、その都度確認している

  • どこかのネットメディアの速報スケジュールか、と見間違うばかりのタイトなスケジュールで検証を行なっている

最後はTwitterアカウント「@IIJmio」の中の人こと、佐々木太志氏が登壇。プロモーション、動作確認はこれまでの2人が行うが、その他はすべてこの佐々木氏が取り仕切っている状況だ。2012年2月15日にアカウントが開設したときは、IIJmio meetingの司会を行なっている堂前氏が「中の人」だったが、約2週間後の2月27日頃に堂前氏のヘルプとして参加し、そのまま佐々木氏が引き継いで現在に至るという。

  • 堂前さんと並んでIIJmio meetingの顔とも言える佐々木さん。海外向けにも積極的に英語で情報発信されている

佐々木氏が「中の人」として心がけていることをいくつか挙げると、「お客様は神様ではなくステークホルダー(利害関係者)」「100%の正確さより時には素早い対応を優先」「TPOを意識」など、企業や団体の公式アカウントを運営する上で参考になる話が続々と飛び出していた。IIJには炎上時の社内報告ルールなども準備されているというが、今のところ炎上に至る様な事態はなかったという。

企業イメージ戦略において、今やTwitter公式アカウント担当者の個性も大きく影響する時代だ。IIJmioはその点、早くから「中の人」の個性が評価されていた例だと思うが、今回登壇された皆さんには、今後ともフレンドリーな運営を心がけていただきたい。