中国のPowerNowは1月22日、モバイルバッテリーのレンタルサービス「PowerNow」を日本国内で本格的に開始すると発表した。駅やショッピングモールなどに設置してある貸出機(レンタルポイント)で借りられ、30分以内なら無料で利用できる。5日以上連続して借りると3,000円での買い取り扱いとなり、返却の必要がなくなる。

  • 中国PowerNowが、国内でモバイルバッテリーのレンタルサービス「PowerNow」を本格展開する。レンタルではなく、そのまま3,000円で買い取ることも可能

PowerNowは、さまざまな場所に設けられたレンタルポイントでモバイルバッテリーを借りられるサービス。2019年からテスト運用を実施してきたが、本格的なサービス開始となり、2020年8月までにレンタルポイントを全国2万カ所に増設するという。レンタルにはスマートフォン用アプリのインストールが必要。

  • 駅や飲食店、ショッピングモールなどに、このようなレンタルポイントが設置される

  • 専用アプリを使えば、近隣のレンタルポイントを確認できるほか、利用の申し込みもできる

レンタルされるモバイルバッテリーには、Lightning、mircoUSB、USB Type-Cの3種類のケーブルを装備。スマートフォンだけでなく、タブレットやゲーム機などの充電にも使える。災害時や緊急時には、バッテリーの無料開放も行うとのこと。

  • レンタルできるモバイルバッテリー。ケーブルを内蔵しているので、すぐに充電できる

利用料金は30分以内なら無料。以降、30分以上6時間以内は100円/時間(以下、税別)で、120時間までは最大600円/日となる。120時間を超えた場合は3,000円(税込)での買い取り扱いとなり、返却の必要はなくなる。