目覚まし時計はもう使っていない、起きるのはスマートフォンのアラームで、という話をよく耳にします。結構な音量があるので十分目覚ましに使えますし、アラーム音のバリエーションも豊富。自分好みの効果音/音楽で目が覚めれば、いい1日のスタートを切れそうです。

もちろんiPhoneにもアラーム機能が用意されていますが、目覚まし用途に最適化された「ベッドタイム」の利用をお勧めします。

理由のひとつが、起床時刻になるとアラームを鳴らす目覚まし機能です。就寝時間と起床時間を登録しておけば、寝なければならない時刻の少し前に就寝を促し、起きるべき時刻にアラームを鳴らしてくれます。月曜から金曜、水曜以外の月曜から土曜などとアラームを鳴らす日をスケジュール化することもできるので、休みの日はゆっくり朝寝したいというニーズにも応えられます。

夜間の着信や通知を制限する「おやすみモード」の影響を受けないこともポイントです。たとえば、おやすみモードを22時から7時、ベッドタイムを0時から6時に設定していても、6時にアラームが鳴ります。反対に、おやすみモードがオフの場合は着信音も通知も鳴りますから、就寝開始時刻を通知して起床時刻にアラームを鳴らすための機能と解釈すればいいでしょう。

そして最大の理由は、いちどベッドタイムを有効にすると、その期間(曜日)中はアラームのON/OFFを気にしなくていいこと。毎晩就寝前にセットしなくても、毎朝○時にアラームが鳴るよう自動設定されているので、設定し忘れが原因で寝坊するということがありません。いつも倒れ込むように寝てしまいがちな人は、時計アプリにある「ベッドタイム」タブで設定を済ませておきましょう。

  • 朝のアラーム、つい設定し忘れてしまいます……

    「ベッドタイム」の機能を使えば、毎晩のアラーム設定は必要なくなります