United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は12月18日(米国時間)、「Google Releases Security Updates for Chrome for Windows, Mac, and Linux|CISA」において、Google Chromeに脆弱性が存在すると伝えた。この脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされており、注意が必要。

脆弱性に関する詳細は次のページからたどることができる。しかし、大半のユーザーがアップデートを済ませるまで脆弱性に関する情報は伏せるとしており、本稿執筆時点で、脆弱性の詳細を知ることはできない。

  • Google Chrome version 79.0.3945.88 for Mac

    Google Chrome version 79.0.3945.88 for Mac

脆弱性が修正されたとされるバージョンは次のとおり。

  • Google Chrome version 79.0.3945.88 for Windows / Mac / Linux

Google Chromeはメニューから「Google Chromeについて」を選択することで、バージョンのチェックとアップデートの実施を促すことができる。今回、修正の対象となっている脆弱性は深刻度が重大(High)に分類されており注意が必要。迅速にアップデートを実施することが望まれる。