14型の液晶ディスプレイは、解像度が1,920×1,080ドットのフルHDで、非光沢(ノングレア)の液晶パネルを使用しています。室内では、30%くらいの明るさ設定で十分です。液晶はIPS方式で視野角が広いため、多少は横から見ても色合いが変わりません。

ディスプレイ部分は、ベゼル幅の狭いナローベゼルデザイン。13.3型クラスの本体サイズながら、画面は14型と1ランク大きくなっています。ベゼルが黒色で目立たないこともあり、動画やゲームの没入感もなかなかです。

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    画面は大きくて明るく、ノングレアのため映り込みもほとんどなし。画面はすこぶる見やすいレベル

画質の調整も可能です。タスクバーに常駐している「Control Center」から、5種類の画面モードを選択できます。標準、オフィス、ビデオ、読書、カスタマイズという画面モードを、シーンや好みで選択しましょう。

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    Control Centerでは、キーボードやディスプレイのバックライト制御のほか、Winキーのロック、ハイバネーション時のUSB給電、ファンクションキーのOSD表示(有効・無効)などを設定できます

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    サウンド面では、「Sound Blaster Cinema 5」がプリインストールされています。ゲーム、ムービー、ミュージック、ストリーミング、ニュートラルといったライブラリーが選べて、細かい調節も可能です。常駐アプリではないので、スタートメニューなどから起動する必要があります

キーボードは日本語82キーで、キーピッチは約18mmと、モバイルPCとしては大きめ。キーストロークは約1.4mmです。英字フォントが独特ですが、配列は一般的なので戸惑うこともないでしょう。ただ、キーとキーのすき間が2mmしかなく、となりのキーも一緒に押してしまいがちでした(これは慣れとともに解消するでしょう)。細かいことをいうと、スペースキーが横に長い、独立した右Ctrl・右Alt・アプリケーションキーがないといった点は、気になる人がいるかもしれません。

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    各キーはホワイトLEDのバックライトを装備。キートップのフォント部分は光りませんが、暗い場所もキーを判別できます

タッチパッドは下部にクリックボタンを内蔵するタイプ。面積が広く反応もよいため、操作性は良好です。タッチパッドはオフにすることも可能。

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    タッチパッドをオフにするには、タッチパッドの左上をダブルタップ。LEDが点灯するので状態を判別しやすく、地味に便利