Appleが運営する動画配信サービス「Apple TV+(アップルTVプラス)」がスタートしました。iPhoneやiPad、MacなどApple製品のほか、Samsung製スマートTVなど一部のサードパーティー製品でも楽しめます。iPhoneの場合、iOS 12.3以降が動作する環境で「TV」アプリを使い視聴できます。

Apple TV+はサブスクリプション(会員制)方式を採用しており、視聴を始める前には入会手続きが必要です。費用は税込みで月額600円、7日間の無料試用期間のあとに有料となります。ただし、2019年9月10日以降にiPhone、iPad、Apple TV、Mac、iPod touchを購入した場合、1年の無料試用期間が与えられます。Apple Music学生プランに登録している学生は、期間限定で無料です。

手続きはかんたん、Apple IDでサインインしたiPhoneで「TV」アプリを起動すると、無料体験を促す画面が現れるので、その指示に従い手続きを進めます。iTunes Store/App Storeのアカウントを登録済の場合、アプリや音楽を購入するときと同様に、サイドボタンをダブルクリックする程度で完了します。

入会手続きとオリジナル番組の視聴は、パソコンのWEBブラウザでも可能です。たとえば、Windows 10で動作するChromeを利用して「tv.apple.com」にアクセスし、入会に利用したApple IDでサインインすれば、『ザ・モーニングショー』や『SEE ~暗闇の世界~』といったコンテンツをWindowsパソコンでも楽しめます。

オリジナル番組は、端末にダウンロードして視聴することも可能です。1時間あたり650メガバイト程度の容量を消費しますが、外出前に自宅のWi-Fiでダウンロードしておけば画質が安定するうえ、通信費を節約できます。

  • 「Apple TV+」はどうすれば見られる?

    Appleの動画配信サービス「Apple TV+」がスタートしました