ASUS JAPANは10月25日、Wi-Fi 6対応の無線LANルータ「RT-AX92U」や、手頃な価格の「RT-AC59U」、PCIe接続の無線LAN子機「PCE-AC58BT」を発表した。RT-AX92UとPCE-AC58BTは11月中旬、RT-AC59Uは10月25日に発売する。

RT-AC59U

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IEEE802.11acに準拠した無線LANルータ。白い筐体で、4本の外付けアンテナを搭載する。最大転送速度は、5GHz帯では2ストリーム867Mbps、2.4GHz帯は4ストリーム600Mbps。価格はオープンで、店頭予想価格は税別7,000円前後。

初期設定の手軽さが特徴で、AndroidおよびiOS向けのASUSルーターアプリ、Webブラウザ、QRコードから設定が行える。アプリでは、通信できないときのネットワーク診断機能、トラフィックおよび接続状況などを表示できる。子どもが使うスマートフォンやPCなどのネットワークを遮断したり、接続時間を制限できるペアレンタルコントロール機能も搭載する。

チップセットはQualcomm QCN5502で、メモリは16MBフラッシュ / 128MB DDR3。インタフェースは、WAN側×1 / LAN側×4(いずれもギガビット準拠)、USB 2.0×1。本体サイズは125×192×30mm、重さは348g。

RT-AX92U

  • RT-AX92U

Wi-Fi 6ことIEEE802.11axに準拠した無線LANルータ。単体で使えるほか、同社のメッシュWi-Fi機能「AiMesh」にも対応し、複数のASUS Wi-Fiルーターを設置して隅々までWi-Fiネットワークを構築できる。最大転送速度は最大4,804Mbps(11ax時)で、アンテナは外付け4本、 内蔵2本を搭載する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別32,000円前後。

ペアレンタル機能に加え、トレンドマイクロの技術を採用した「AiProtection」も備え、悪質なWebサイトのブロックや不正アクセス時の通信遮断など、セキュリティ機能を提供。このほか、ゲーミング機能としてゲームパケットを優先的に届けるAdaptive QoSや,ゲーム用のプライベート・ネットワークを提供するwtfastなどを用意する。

チップセットはBroadcom BCM4906、メモリは512MB/256フラッシュ。インタフェースはWAN側×1 / LAN側×4(いずれもギガビット準拠)、USB 3.1 Gen 1×1、USB 2.0×1。本体サイズは155×52.6×155mm、重さは651g。

LANポートはWANポートと組み合わせ、最大2GbpsのWANアグリゲーションで通信でき、1Gbps以上のプランを契約しているときに役立つ。利用には、モデムやスイッチなどがIEEE802.3adに対応している必要がある。

PCE-AC58BT

  • PCE-AC58BT

IEEE 802.11acに準拠した、PCIe x1接続の無線LAN子機。最大転送速度は1,734Mbps(11ac接続時)で、搭載アンテナは外付け2本。アンテナを子機をケーブルでつないで使う形になる。価格はオープンで、店頭予想価格は税別7,800円前後。Bluetooth 5.0にも対応する。本体サイズは120×88×24mm。