日本エイサーは、オールインワンゲーミングチェア「Predator Thronos」を受注生産にて発売した。ソフマップAKIBA2号店にて常設展示を開始する。価格は3,498,000円(税込)。10%のポイント還元により、349,800のソフマップポイントが手に入る。

  • オールインワンゲーミングチェアPredator Thronos

  • 正面から見た状態

「Predator Thronos」は、ゲーミングデスクトップPC「Predator Orion 9000」、27型WQHD湾曲ゲーミングモニター「XZ271Ubmijpphzx」3台、ゲーミングヘッドセット「Predator Galea 350」、ゲーミングキーボード「Predator Aethon 300」、ゲーミングマウス「Predator Cestus 330」が付属するオールインワンのゲーミングチェア。

ドイツのベルリンで開催されたIFA 2018でお披露目されて、日本での展開も期待されていた「Predator Thronos」。日本での居住環境には適していないとのことでこれまで展開されていなかったが、ついにソフマップで販売することが決まった。左手のアームレスト部分にあるボタン操作でリクライニングや画面部分の昇降、ペダル部分の角度調整、キーボードトレイの開け閉めを行える。付属品はすべて日本未発売のアイテムだ。

チェア全体が傾くリクライニングは最大140度。電動式なので好きなところで静止させることができる。また、チェアの座面部分と背もたれの部分には振動機能を搭載。振動の強さはリモコンから調整する。

  • 140度リクライニングを倒した状態。フットレストも備える

  • 実際に座ってみるとディスプレイ以外目に入らないほどの没入感

  • 左手のアームレストのボタン操作でリクライニングやディスプレイの角度調整が可能

  • 振動の強度調整コントローラー

Predator ThronosのサイズはW1,660~1,720×D1,750×H1,760~2,250mm、重さは約180kg。グランドピアノのように、事前に搬入できる環境であるかチェックしてからの設置になる。なお、価格には日本エイサーによる搬入・組み立てが含まれている。発注から2~3カ月程度で到着する予定。保証期間は1年間。現状、ゲーミングチェアのみの販売などは考えていないという。

付属のPredator Orion 9000の主な仕様は、CPUがIntel Core i9-9900K(3.60GHz)、チップセットがIntel Z370、メモリが標準 32GB / 最大 128GB、DDR4-2666MHz SDRAM / DIMM、ストレージが512GB M.2(Type 2280), PCIe, NVNe SSD+2TB SATA HDD、光学ドライブはスーパーマルチ、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 2080 Ti SLI、OSはWindows 10 Home 64bit。

インターフェースは、USB 3.1(Type-C GEN1)×1、USB 3.0×7、USB2.0×4、HSMI×1、DisplayPort×3など。ネットワークはGigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11 a/b/g/n/ac 対応無線LAN、Bluetooth 4.2。本体サイズはW299×H700×D643mm、重さ約23kg。

  • Predator Orion 9000

3台のディスプレイ、XZ271Ubmijpphzxの主な仕様として、27型ワイドの画面はLEDバックライトでWQHD(2,560×1,440ドット)の非光沢VAパネル、視野角は水平・垂直ともに178度、輝度は250cd / 平方メートル、コントラスト比は最大:100,000,000 : 1 (ACM) / 通常:3,000 : 1、表示色は1670万色、応答速度は1ms、HDR10対応、FreeSync対応。ピボット機能はなし。チルト角は上25度、下5度、スイベルは左右30度、VESAマウントに対応する。本体サイズはW612×H268.2×D420~540mm。重さ7.33kg。リフレッシュレートは144Hz。

ヘッドセットPredator Galea 350の主な仕様は、ドライバーが50mm口径、周波数帯域が20Hz~20KHz、イヤーパッドがオーバーイヤー型、感度が116dB+3dB、インピーダンスが32Ω、ケーブル長1.2m、コネクターは3.5mm+USB、バーチャル7.1サラウンドサウンドに対応。収納式のマイクの感度は-40dB±3dB、周波数帯域は100Hz~10KHz。

キーボードPredator Aethon 300の主な仕様は、スイッチタイプがMXブルーのCherry スイッチ、ケーブル長1.8m、キーボードサイズがスタンダード US 104キー+UK 105キー(メディアキー含む)、レポートレートが1ms / 1,000Hz。

マウスPredator Cestus 330の主な仕様は、センサーがPixArt 3335、プログラム可能ボタン7つ、最大解像度が16,000DPI(5段階設定)、最大速度400IPS、加速度が40g、USBポーリングレート1ms / 1,000Hz、ケーブル長1.8m。

  • ヘッドセットPredator Galea 350

  • キーボードPredator Aethon 300

  • マウスPredator Cestus 330

2019年10月13日、14日、19日、20日の11時~18時で、発売を記念したユーザー体験会を実施。また、10月12日~22日には発売記念セールとして、ソフマップAKIBA2号店 パソコン総合館で、ゲーミングPC、ゲーミングモニターなどを特別価格で販売する。