NTTドコモは10月11日、5.5インチAndroidスマートフォン「AQUOS sense3 SH-02M」(シャープ製)を、2019-2020年冬春の新モデルとして発表した。AQUOSシリーズのスタンダードモデルで、発売は2019年11月上旬。ドコモオンラインショップにおける端末価格は28,800円の見込み(税別)。
ドコモの2019-2020年冬春新製品では2機種のミッドレンジモデルがリリースされるが、その1つが本製品となる(もう1つはGalaxy A20)。
最大の特徴は、AQUOSシリーズ最大をうたう4,000mAhの大容量バッテリーを採用していること。省エネ性能の高いIGZOディスプレイとの相乗効果で、1週間の電池持ち(平均的なスマートフォン利用時の持ち時間/シャープ調べ)を実現した。大容量バッテリーのスマートフォンはサイズが大きくなる傾向にあるが、AQUOS sense3では前モデルと比べて縦1mm、横1mm小型化しており、扱いやすいサイズ感を維持している。
スタンダード機ながら基本性能も充実しており、CPUにはSnapdragon 630(クアルコム製)、内蔵メモリ4GB、ストレージ64GBと、前モデルと比べて大幅にパワーアップが図られている。メインカメラも標準+広角(画角121度)の2眼カメラを採用し、被写体とシーンに合わせて最適な画質を選んでくれるAIオート機能や、撮影した動画からショートムービーを自動作成するAIライブストーリーといったAI機能も搭載されている。
大きく見やすいアイコン表示の「かんたんホーム」や、輝度やコントラスト、フォントサイズなどを調整して画面を見やすくする「はっきりビュー」などが適用される「かんたんモード」も用意。幅広い年齢層のユーザーが快適に使えるモデルに仕上がっている。カラーバリエーションはライトカッパー、ブラック、シルバーホワイト、ディープピンクの4色で、ディープピンクはドコモ専用色。
AQUOS sense3 SH-02Mの主な仕様
- OS: Android 9
- CPU: Qualcomm Snapdragon 630/2.2GHz+1.8GHz(オクタコア)
- 内蔵メモリ: 4GB
- ストレージ: 64GB
- 外部ストレージ: microSDXC(最大512GB)
- サイズ: W70×H147×D8.9mm
- 重量: 約167g
- ディスプレイ(解像度): 約5.5インチ IGZO(2,160×1,080ピクセル)
- メインカメラ: 約1,200万画素+約1,200万画素
- インカメラ: 約800万画素
- Wi-Fi: IEEE 802.11a/b/g/n/ac
- バッテリー容量: 4,000mAh
- 連続待受時間: 約180時間
- 通信速度: 受信最大350Mbps/送信最大75Mbps
- 防水/防塵: ○/○
- 生体認証: ○(指紋認証、顔認証)
- ワンセグ/フルセグ: ― / ―
- おサイフケータイ: ○(NFC・Felica搭載)
- 接続端子: USB Type-C
- カラーバリエーション: ライトカッパー、ブラック、シルバーホワイト、ディープピンク