Amazon.co.jpは、7月15日 0時から7月16日 23時59分まで、プライム会員向けの大型セール「プライムデー」を開催します。プライムデーは毎年7月に開催されている恒例のセールイベントですが、今年は過去最長となる48時間にわたって実施されます。
参加対象は、Amazonの有料メンバーである「プライム会員」のみですが、プライムには30日間の無料体験期間が用意されていて、無料体験中であってもプライムデーの参加は可能です。
ただし、せっかくプライムデーで安く買えたのに「タイムセールのほうが安かった」「レビューでは高評価だったのに残念な品質だった」「発送が遅かった」といったことがあるかもしれません。ここでは、Amazonでのお得な買いものをサポートする“三種の神アプリ”をご紹介します(正確には、拡張機能1つとアプリ2つ)。
価格の値動きを見るChromeツール「Keepa」
Amazonで販売されている商品の多くは、販売価格が毎日のように変動します。購入した翌日に値下がりしていたり、タイムセールで格安に販売されているのをみて、悔しい思いをしたことのある人は多いのではないでしょうか。よく「欲しいときが買い時」と言われますが、やはり安く購入できるのにこしたことはありません。
そこで、お勧めしたいのが、ブラウザ機能拡張の「Keepa」です。Google Chrome(以下、Chrome)、Firefox、Opera、Microsoft Edgeの各ブラウザ向けの拡張機能やアドオンが用意されていて、各ブラウザのダウンロードページからダウンロードできるほか、Keepa公式サイトからもリンクされています。
ここでは、Chromeでの使い方を解説します。
まずは事前準備として、Chrome ウェブストアから、「Keepa - Amazon Price Tracker」をダウンロードし、Chromeに追加すれば、準備完了です。
つぎに、Chromeで気になっているAmazonの商品のページを開き、ページの中程にスクロールすると、Keepaによる過去3か月分の価格推移がグラフで表示されます(表示されるまでに少し時間が掛かることがあります)。初期状態では英語表記ですが、「設定」タブで日本語表記に切り替えられます。
Amazonが販売する商品は黄色のグラフで表示され、それ以外の商品は新品が紫色、中古が黒のグラフで表示されます。また、タイムセールに登場した商品はその日付と価格に赤い印が表示されます。
グラフ上にマウスカーソルを合わせると、その時の価格が表示されます。また、グラフ右側の新品、中古、タイムセールの文字にマウスカーソルを合わせると、グラフが拡大します。グラフの期間は1日、1週間、1か月、3か月、全期間(商品が掲載されてから現在まで)を切り替えられます。
これらのグラフを見ることで、その商品の価格がどんどん下がっていてもう少し待った方がいいのか、それともまったく値下げしていないのか、あるいは定期的にタイムセールに登場しているのか――などをチェックでき、その商品の買い得を判断する際の貴重なデータとなります。
Keepaの機能で特に活用したいのが、「商品のトラッキング」です。これは、お目当ての商品が指定した価格以下になったときや、タイムセールを開始するときに、メールやFacebookメッセンジャー、Webプッシュ通知などで知らせてくれる機能です。
商品をトラッキングするには、グラフ上部の「商品のトラッキング」タブをクリックして、金額を設定したら、「トラッキング開始」ボタンをクリックします。次に現れる画面で、どの方法で通知するのかを設定します。
メールアドレスを入力したり、Facebookと連携させたりしましょう。なお、この画面が表示される直前にアカウント登録画面が開きますが、「ゲストのまま続ける」ボタンをクリックするとアカウント登録をしなくても利用可能です。
すると、「商品のトラッキング」で指定した金額以下になったとき、あるいはタイムセールで販売されるときに事前にメールやFacebookメッセンジャーなどで通知されます。