ひっきりなしに届くアプリからの通知、どのくらいあるか把握していますか? 天気/ニュースアプリは多めだな、毎日決まった時間帯に届くアプリがあるな、といった傾向はつかんでいても、1日あたりどのアプリから何件届くかは知らないのではないでしょうか。
アプリからの通知は、ユーザの設定でオフにできます。あまりに通知が多い場合、他の用途に支障をきたしかねないため、通知をオフにすることを考えなければなりません。そのとき客観的な指標となるのが、アプリから1日に届く通知の件数というわけです。
通知の件数を調べるときには、iOS 12で追加された「スクリーンタイム」が便利です。アプリやWEBサイトに要した時間を把握し、必要であれば使用時間制限をくわえることを目的とした一種のシステム監視機能ですが、アプリの通知件数を調べることもできるのです。通知センターで手作業で数えるより正確なうえ、グラフも表示されるためどのアプリが多いのか一目瞭然です。
手順はかんたん、『設定』→「スクリーンタイム」の順に画面を開き、レポート項目(1日の累計使用時間が表示された部分)をタップすれば、通知件数の集計結果が表示されます。どのようなアプリがインストールされているかによって異なりますが、メールやSNS系、ニュース系のアプリが多いのではないでしょうか。
なお、スクリーンタイムは事前に有効化しておく必要があります。集計期間は毎日0時から23時59分の24時間ですから、通知がひと段落する夜22時以降に実行すると、正確なトレンドを知ることができます。朝いちばんに実行しても意味がないので注意しましょう。