はい、iOS 12の新機能「スクリーンタイム」で調べることができます。この機能を有効にしていると、iPhone総利用時間をアプリ別に自動集計し、毎週日曜午前9時に通知してくれます。その通知の内容を見れば、どれだけiPhoneを使ったか、どのアプリの種類を使う時間が長かったかが一目瞭然です。

スクリーンタイムは、アプリごとに使用許可/不許可を指定したり、利用できる時間帯を設定したりといったアプリを通じたiPhoneの利用管理が目的です。放っておくと際限なくiPhoneを使い続けてしまうので制限したい、SNSやゲームといった特定ジャンルに限り利用時間の上限を設けたいといった使いかたがメインですが、iPhone/アプリをどれだけ使ったかの振り返り(利用統計)にも役立ちます。

要するに、スクリーンタイムはiPhone利用の"お目付役"になりうるというわけですが、電力消費量はわずかなためバッテリーのもちにはほとんど影響しません。つねに有効にしておき、1週間の振り返りをレポートしてもらえば、自分がどれだけ時間を浪費したか、バッテリーをムダ遣いしたかがわかるはずです。利用統計は、『設定』→「スクリーンタイム」の順に画面を開き、表示された自分のiPhone名をタップすると、その日1日と過去7日の利用統計を表示できます。

なお、スクリーンタイムは『設定』→「スクリーンタイム」画面で機能をオン/オフできますが、利用統計だけをオフにすることはできません。毎週日曜午前9時の通知が煩わしいという場合には、通知をカスタマイズする画面(『設定』→「通知」→「スクリーンタイム」)を開き、通知の許可を取り消すしかありません。週間レポート以外の通知も届かなくなりますから、よほどストレスに感じていないかぎりはそのままにしておきましょう。

  • スクリーンタイム機能をオンにしておくと、毎週日曜午前9時に利用統計を通知してくれます