メルペイは20日、同日開催した同社カンファレンス「MERPAY CONFERENCE 2019」で、スマホ決済サービス「メルペイ」の事業展望を説明した。この中で、現在はiOS端末のみ対応している「メルペイ」を、2019年2月末〜3月初旬にAndroid端末にも対応させることを明かした。また、同年3月中旬をめどに、現在サポートする「iD」決済に加え、コード決済も導入する予定だとした。

  • スマホ決済サービス「メルペイ」が3月頃コード決済を導入

メルペイは、2019年2月13日に開始した「メルカリ」アプリ内のスマホ決済サービス。「メルカリ」内での売上金を、メルカリ商品の購入や、全国約90万カ所のiD加盟店で支払いに利用できる。

サービス開始当初はiOS端末のみで利用できたが、2019年2月末〜3月初旬にAndroid端末にも対応させるという。また、3月中旬頃には、現在サポートする非接触決済サービス「iD」に加え、コード決済にも対応する予定だ。

コード決済は、ユーザーが「メルカリ」アプリで生成したバーコードを表示し、店舗側のレジで読み取る方式から開始予定。店舗側で提示したバーコードを、ユーザーが持つ「メルカリ」アプリ内のバーコードリーダーで読み取る方式も今後追加するという。

同社はコード決済の導入により、決済端末機を保有していない小規模店舗45万カ所でもメルペイを利用できるようになると説明。現在90万カ所で対応している「iD」決済と合わせ、全国135万カ所でメルペイを利用できるようになるとした。