デバイス・パートナーエンゲージメント担当バイス・プレジデントのスコット・マイラー氏によれば、Netflixはスマートフォンメーカーとの提携も進めていて、Netflixアプリがプリインストールされたスマートフォンや、自社のスマートフォンのディスプレイ性能をアピールするために、NetflixのHDRコンテンツが活用されるケースも増えているとのこと。
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Netflixのロス・ガトスキャンパス内には、スマートフォンでの動画再生をテストする「MOBILE AUTOMATION LAB」もあり、取材時には831機種がテストされていた
Netflixは現在カウントフリー対象ではないが……
一方で、モバイルキャリアがNetflixを自社の料金プランにバンドルして提供するのは、米T-mobileに続いてKDDIが2例目だそうです。
T-mobileではNetflixのサービス利用がゼロレーティング、つまりカウントフリーになるプランも提供されていますが、日本ではソフトバンクが、SNSや、Hulu・YouTubeなど動画配信サービスのゼロレーティングサービスを開始し、話題を集めています。
このカウントフリーの対象となる動画配信サービスに、現在Netflixがラインナップされていないことについて、ビジネス・デベロップメント担当ディレクターの山本リチャード氏は「ソフトバンクとは引き続きパートナーシップを継続しているし、ゼロレーティングについてもタイミングを見てやる可能性はある」とコメントしています。
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ビジネス・デベロップメント担当ディレクターの山本リチャード氏のプレゼンテーションでは、先行するT-mobileの事例として、バンドルプランが新規顧客の獲得や、顧客の離脱率を下げることに貢献しているというデータも紹介された
ちなみにT-mobileでは、Netflixのオリジナルコンテンツを活用したCMなどもオンエアしていますが、日本では今のところそのようなNetflixのアセットを活用したPRは行われていません。現在、「auフラットプラン25 Netflixパック」について、「紙芝居屋さん」篇がオンエア中のKDDIの人気CM「三太郎シリーズ」ですが、今後三太郎とNetflixオリジナルコンテンツとのコラボはあるのかも気になるところです。
