UL benchmarks
https://benchmarks.ul.com/pcmark10

まずはここから。Overallがグラフ1と2だが、グラフ1のような低負荷なテストだともう差が見られない(SkyDiverで多少差がある程度)。グラフ2ではFireStrike以降でそれなりに差が出てくる。

大体においてGeForce GTX 1080 TiとGeForce RTX 2080が同程度、GeForce RTX 2080 Tiがそこからもう一段高い性能をみせているという感じだろうか。

プロセッサはすべて共通なので、Physics Testでは差が出ない。つまり3DMarkのScoreに対して一番影響を及ぼすのはGraphics Testの結果ということになる。グラフ3とグラフ4がGraphics Testだが、グラフ3で負荷の軽いIceStormだと当然ながら大きな差はなし。性能差が出てくるのはグラフ4のFireStrike以降ということになる。

ただ確かに差はあるのだが、Graphics Testの場合はほぼフレームレートに比例する形でスコアが算出されるから、フレームレート比で言えばそれほど大きな違いではない、という言い方もできる。このあたりは実際のゲームでもう少し見てみる必要がある。

最後にCombined Test(グラフ5)。やはりSkyDiver程度では全く差が出ず、どうにか「差がある」といえるのはFireStrike Extreme以上というあたり、当たり前ではあるがある程度負荷を掛けないとRTXのメリットは明確には見えてこない。