Acerは8月29日 (ドイツ時間)、製品発表イベント「next@acer」を開催し、超薄型軽量モバイルノートPC「Swift 7」と「Swift 5」の新モデルを発表した。本体の剛性を高めて、Swiftシリーズの薄さを維持しながら超狭額デザインを実現。Swift 7はスクリーン占有比率が92%、Swift 5は87.6%となっている。

  • 「Swift 7」

    超狭額デザインの新「Swift 7」

「Swift 7」は現行モデルと同じ14インチのディスプレイを搭載するが、ベゼル幅がわずか4.27ミリの超狭額になり、左右だけではなく四辺全てを狭額にしたことで92%のスクリーン占有比率を実現した。フットプリントは現行モデルより15%小さく、厚みは10ミリを切り、重量は1キロを下回る。搭載プロセッサは第8世代Intel Core。他のスペック、発売時期や価格などは明らかにしていない。

  • Swift 7、現行モデルと比較

    超薄型軽量デザインの現行モデルと比較して、同じ14インチ・スクリーンでさらにふた回りぐらいコンパクト

新しい「Swift 5」 (SF515-51T)は、15.6インチのIPSタッチスクリーン (1920×1080)を搭載しながら、15.9ミリの薄さ、990グラムの軽さを実現している。ベゼル幅は5.87ミリ。

プロセッサは、第8世代のIntel Core (i7-8565U /i5-8265U: Whiskey Lake)。最大16GBのRAM、最大1TBのNVMe PCIe SSDを搭載可能。ポート類は、USB 3.1 Type-C、USB 3.1 Type-A×2、HDMI出力など。無線はIEEE 802.11ac対応。バッテリー動作時間は最大10時間だ。

  • 「Swift 5」 (SF515-51T)

    「Swift 5」 (SF515-51T)

14インチの「Swift 5」にも、Core i7-8565U /i5-8265U (Whiskey Lake)を搭載する (SF514-53T)。フルHD IPSタッチスクリーンを搭載、ベゼル幅は9.32ミリ。厚みは14.9ミリで、重量は970グラムだ。USB 3.1 Type-C、USB 3.0×2、IEEE 802.11ac対応無線LAN、HDMI出力などを備える。バッテリー動作時間は最大8時間。

15.6インチの「Swift 5」 (SF515-51T)は、11月にEMEA (1,099ユーロから)や中国で発売、2019年1月に北米でも発売する。14インチの「Swift 5」(SF514-53T)はEMEAで9月に (999ユーロから)、11月に中国で発売する。