米Appleは6月14日 (現地時間)、プロダクティビティ・ツール「iWork」のiOS用「Pages」「Numbers」「Keynote」アプリをバージョン4.1にアップデートした。録音機能を新たに搭載、バージョン4.0で実装されたPagesのスマート注釈 (Beta)がより実用的に機能する。

録音は、ページ/スプレッドシート/プレゼンテーションで右上の「+」から「オーディオを録音」を選択する。録音ボタンを押して録音開始。停止後に録音のプレビュー確認や、簡単なトリミングを行える。完了した録音は、ページ/スプレッドシート/プレゼンテーションの任意の場所に配置することが可能だ。

Apple Pencilを使えるiPad ProやiPadで、授業のノートや会議の記録をとるユーザーが増えている。デジタルノートを使う大きなメリットの1つがマルチメディア性だ。ホワイトボードに書かれていることをノートに写さなくても、iPadならカメラで撮影して簡単にノートに貼り付けられる。録音機能があれば、音声メモや会議のやり取りを残せる。たとえば、音に関する授業で、講義の内容に合わせて授業中の録音をページに貼り付けておけば、後でオーディオも使って効果的にノートを見直せる。録音機能は、多くのデジタルノート・ユーザーが求めていた機能の1つだった。

スマート注釈は、Pagesのページにおいて手書きでテキストに直接、下線やハイライトといったマークを書き加えられる機能だ。同様の機能を持つノート・アプリの多くでは、文章に改行を加えた際などテキストの位置が変わると書き込んだマークとずれてしまうが、スマート注釈で書き込んだマークはテキストと共に移動する。バージョン4.1では、さらにマークの長さなどもスマートに変化するようになった。たとえば、スマート注釈で下線を引いたテキストを編集(テキストの追加/削除/改行など)すると、それに合わせてマークも自動的に伸縮したり改行される。

  • スマート注釈機能

    スマート注釈機能を使って、手書きでテキストに下線を引く

  • テキスト編集と連動するスマート注釈

    下線を引いたテキストに文字を書き加えると、スマート注釈の下線も自動的に伸びる

これらのほか、角を丸めた棒グラフ、自由に編集できる新しい図形、グラデーションやイメージを使った図形およびテキストボックスの塗りつぶしなどが追加された。また、 LaTeXおよびMathML表記の方程式の追加が可能に。Pagesでは、図形およびテキストボックスでのテキストの変更をトラッキングでき、ページレイアウト書類の背景にカラーとイメージを追加できる。Keynoteでは、プレゼンテーションをムービーやイメージとして書き出せる。