そのほかのメーカーの新製品についてもざっと紹介していこう。

・CoolerMaster

  • V PLATINUM

ハイエンドでフルプラグインのVシリーズに新製品「V PLATINUM」が登場。従来のVシリーズの80PLUS Gold認証からPlatinum認証へとアップした一方、外装のシルバープレートや側面の溝のデザインはなくなっていた。850/1000/1300Wをラインナップ。

  • V GOLDシリーズも展示

Vシリーズでは、ほかにもGold認証でフルプラグイン、1000Wよりも下の出力をカバーするV GOLDシリーズが展示されていた。奥行きも短めで使い勝手は従来のV Semi-Modularに近いイメージ。ホワイトモデルも展示されていた。

・Corsair

  • 電源でも「VENGEANCE」ブランド

CorsairはOCメモリと同じ「VENGEANCE」ブランドの電源を展示。VENGEANCE 650Mと同750Mで、セミプラグイン方式を採用した80PLUS Silverモデルだ。Bronze認証のCXMシリーズの上に位置する。準ファンレス機能も搭載。

  • SFX電源のSF600/SF450

SFX電源のSF600/SF450も展示。従来のSFXシリーズSF600/SF450と同じ製品名だが、それらがGold認証だったのに対し新モデルはPlatinum認証へと引き上げられた。同時に、従来モデルはフラットケーブルだったが、今回は1本1本にスリーブを付けたケーブルで柔軟性も高めている。

・FSP

  • Hydro PTM+ HPT850M

水冷対応電源を発表したFSP。2017年のモデルは1200Wの超ハイエンドだったが、2018年はその850Wモデル「Hydro PTM+ HPT850M」を展示していた。それでもまだハイエンドではあるのだが、奥行きが短くなり、価格も少し抑えられるだろう。奥行きが短くなっても基本設計は同じ。プラグインコネクタ側に水冷用のネジ穴がある。

  • 水冷ではないHydro Gにはホワイトモデルの展示があった。750WでSpecial Editionとのこと

  • Bitspowerでは早速HPT850Mを用いた水冷パーツを展示

・Seasonic

  • FOCUS GOLDシリーズにSFX-L電源

SeasonicのFOCUS GOLDシリーズにSFX-L電源が登場。FOCUSシリーズの信頼性がSFXでも利用できそうだ。

・Silverstone

  • 標準SFX規格でPlatinum認証の2もデル

SilverStoneでは標準SFX規格でPlatinum認証550Wの「SX550-PT」、同700Wの「SX700-PT」、Gold認証650Wの「SX650-G」を展示。また、Nightjarシリーズの新製品「NJ600」も展示されていた。変換効率は80PLUS Titaniumにアップデートされ、出力は600Wでフルプラグイン。外装もより通気性のよさそうなデザインに改められる一方、シルバーカラーは継承されている。

  • Nightjarシリーズの新製品「NJ600」

・Thermaltake

  • Toughpower iRGB PLUSシリーズのGold認証モデル

光る電源でもっとも精力的なのがThermaltakeだろう。Toughpower iRGB PLUSシリーズのGold認証モデルが展示されていた。また、Smartシリーズの「BX1 RGB」もあった。おそらく「Smart Pro RGB Bronze」の後継になるだろう直付けケーブルのBronze認証電源だ。

BX1 RGBは奥行きもコンパクトな設計で、ファンは10基のRGB LEDを搭載し15パターンのエフェクトがかけられるとのこと。色やエフェクトの変更は背面スイッチとなるようだ。

  • Smartシリーズの「BX1 RGB」も