Project Precogでは、天板を開くと通常のディスプレイがあり、さらにキーボード部もディスプレイになっています。この形状は、すでにレノボなども実現しているものですが、ASUSはAIという観点も加えて新たな提案をしています。

  • 背面から見ると通常のノートPC

  • 一般的なPCの使い方となるスタンドモード

  • Excelの表とグラフを分けて表示するなども可能

使いやすい形状で使えるコンバーチブル設計

通常のノートPCとして使うスタンドモード、左右に開いて本のように使うブックモード、ディスプレイを回転させて自立させるテントモード、180度開いて置くフラットモードと変形してその都度、使いやすい形状で利用できます。

  • テントモード

  • フラットモード。両側で対戦ゲームができています

  • これがブックモード

  • ペンがあれば描画モードに

キーボード部は、通常のディスプレイとして使う以外にも、スクリーンキーボードを表示することができますが、状況に応じて最適な表示になります。物理キーボードを接続していれば、キーボードは表示せずに画面の一部がタッチパッドとして利用できる、といった具合です。AIが自動的に状況に応じた最適な表示をする、といいます。

  • キーボードも状況に応じて表示場所が変わったり、タッチパッドを表示したりしなかったり、といった位置カスタマイズが可能なようです

AIで2画面が意味のあるデザインに

スクリーンキーボードは、指の位置や動きを予測して最適な表示になりますし、スタイラスペンを検知したら自動的に描画モードに移行します。マイクロソフトの音声エージェントのCortanaを2画面で使うこともできるようになっているほか、Amazon Alexaもサポートします。

  • CortanaやAlexaもサポートします

インテルのAI用チップのMOVIDIUSを採用し、ハードウェアによる画像認識やリアルタイムのオブジェクト、顔認識、ディープニューラルネットワークなどといった機能を実現。単に2画面PCというだけでなく、AIを活用することで使いやすさを向上させ、2画面であることが意味のあるデザインであるというのが、今回のProject Precogの特徴と言えるでしょう。

  • インテルが2016年に買収した「MOVIDIUS」によるAI用チップも搭載しています

Project Precogはコンセプトモデルではありますが、すでに2019年に発売することを明らかにしています。今後、さらなる開発を続け、実際の製品が登場することを期待したいところです。