月刊Stereo(音楽之友社)で連載中の「音の見える部屋 オーディオと在る人」のムック化。音楽&オーディオライターの田中伊佐資氏が全国33人マニアのお宅を訪ね、そのマニアのオーディオ遍歴、オーディオへの思い、求めているサウンド、部屋のこだわり、機器の使い方、愛聴の音楽やソフトなどを聞き、氏ならではの語り口と400点以上のカラー写真で紹介されています。連載時は4ページのところをムックでは8ページで再構成。

  • 音の見える部屋 オーディオと在る人

    音の見える部屋 オーディオと在る人

本書は2014年に書籍化された『オーディオ風土記』(DU BOOKS)に続く第二弾に当たり、『オーディオ風土記』よりも判型を大きくしてオールカラー化をはかったことにより、見えづらかったオーディオやジャケットのディテールも浮かび上がっています。またまた登場マニアが音質チェックに使うソフトとして選びその聴きどころを紹介した「この1枚が、オーディオ人生で欠かせない!」など、ソフト情報も多数掲載し、ディスクガイドとしても貴重です。

●書名
音の見える部屋 オーディオと在る人

●概要
B5判280ページ 2,916円(税込)/音楽之友社 2018年5月19日発売

●筆者のコメント 誰にも負けないくらい大好きで、それに向かって突き進む。どんな趣味であろうとも、マニアの話はとても面白いものです。オーディオでいえば、自腹をきって時間と労力をかけ、自分の納得する音で音楽を聴きたいと思う好事家の苦労話です。人それぞれ好きな音があります。その人の心の奥をのぞき込むとその音がちょっと見えてきます。それをまとめてみました。思い入れが詰まった部屋やオーディオの写真を見るだけでも楽しいですね。