NTTデータは5月15日、米VMwareと、日本企業で初めてVMware Global System Integrator & System Outsourcer(Global SISO)契約を締結すると発表した。

Global SISOパートナーシップとは、グローバルに展開するシステムインテグレーターとシステムアウトソーサーを対象とした世界でも限られた企業のみが締結できるVMwareとのパートナーシップ。

今回のパートナーシップ締結により、NTTデータは、VMwareから提案サポートや導入・運用支援などの技術サポートを受けて、提案からシステム構築・運用まで提供することが可能となる。これを生かし、国内外で、VMwareとの共同ソリューション開発の協業強化を図っていく。

また、NTTデータグループのシステム開発環境を集約した「統合開発クラウド」に、VMwareが提供する仮想化ソフトウェアで構成されたプラットフォーム「VMware Cloud Foundation」を追加する。これにより、VMware製品を利用している企業の既存IT資産を生かした開発を、「統合開発クラウド」で実施することが可能になるという。

  • NTTデータとVMwareの協業によるデジタル化対応のイメージ

「統合開発クラウド」では、クラウド上での仮想化環境の利用が可能な「VMware Cloud on AWS」などと連携したハイブリッドクラウド環境、コンテナ技術を利用した環境も機能追加する予定。