Apple 新宿のオープンを前に、ここで働く2人のスタッフに思いを聞いてみました。

  • Apple 新宿の中田怜さん

  • Apple 新宿の店長を務める萩野昭仁さん

――東京には各地にアップルストアがありますが、いよいよ新宿に進出することになりました。

中田さん:東京というと、人が集中するターミナル駅や林立する高層ビル、ネオンが光り輝く繁華街を連想される方が多いと思います。そのイメージにぴったり合うのは、実は東京駅ではなくて新宿駅なんですね。その新宿にアップルのストアができたことで、これまでのストア以上に多くの方が集まっていただけると思います。いろいろな情熱を持った方がひらめきを感じてもらえるよう、お手伝いいたします。

――特徴的な階段やエレベーターで複数の階を行き来できるこれまでのアップルストアとは異なり、Apple 新宿はワンフロアに収まっていてシンプルだなと感じました。

萩野さん:働く僕らとしては、このワンフロア構成は大いにメリットがあると感じています。フロアが分かれていると、どうしても担当ごとにポジションが分かれてしまいがちです。しかし、Apple 新宿は1つのフロアにすべてのメンバーがそろいますので、ほかの担当との連携やコミュニケーションが生まれやすく、お客さまへの対応もよりスムーズかつ的確にできるようになると思います。

  • ワンフロアの構成となるApple 新宿。店内のどこからでも、店内中央のフォーラムの様子が確認できる

――Apple 新宿のオープンにあたっての抱負や、ファンのみなさんへのメッセージをお聞かせください。

中田さん:何かに興味を持ったり、こんなことがやってみたいと思ったならば、ぜひ遠慮なくApple 新宿で新しい発見をしに来てほしいですね。私たちがお手伝いいたします。たまたま新宿に来て時間があるから寄ってみよう、という感じでフラッと足を運んでみてください。

  • Apple新宿のある新宿三丁目駅界隈は、平日でも人通りが絶えない

萩野さん:Apple 新宿でいろんな楽しい体験をして、いつかiPhoneやiPadを使ってみたいなと感じていただければうれしいです。あと、Apple 新宿でスタッフと一緒にひとときを過ごしていただいたあと、いつかアップルで働いてみたいなと思ってもらえたら、とってもハッピーです。

製品ではなく人が店舗の中心になる

3月下旬、外壁が黒いシートで覆われていたオープン準備中のApple新宿を訪れた際、「テナントビルの1フロアだけではスペース的な制約があり、サンフランシスコのApple Union Squareのような開放感あふれる店舗作りは無理ではないか」と感じていました。しかし、実際に訪れてみると、天井まで届く大きなガラスパネルの外壁がもたらす開放感は圧倒的でした。

  • オープン準備中のApple 新宿。果たして開放感のあるお店になるかどうか、疑問を抱いていた

  • いざふたを開けてみたら、開放感たっぷりのお店に仕上がって思わず驚いた

外からは店内が丸見えなので、キューブ型の腰掛けが並べられた店内中央のフォーラムでイベントをやっていれば、歩道を歩いている人も「何か楽しそうなことをやっているな」と気になるはず。「街ゆく人がふらりと足を向ける」「製品ではなく人が店舗の中心になる」という新しいストアデザインがしっかり受け継がれていることを確認できました。

なお、オープン初日の4月7日にApple 新宿に来店した人には、ネオンサインのアップルマークをあしらったApple 新宿限定の特製Tシャツとピンズがプレゼントされます。十分な数を用意しているとのことですが、確実にゲットするには早めの来店がベターといえるでしょう。

  • 4月7日のオープン初日、Apple 新宿に来店した人に先着でプレゼントされる特製Tシャツ

  • こちらは特製ピンズ。Tシャツとセットでプレゼントされる