説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『Safariで「リーダー」を表示できません!?』という質問に答えます。

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iOSのSafariには、WEBページ上の画像やデザイン要素を抑制することで本文を読みやすくする「リーダー」機能が用意されています。この機能を利用できるWEBページは、URL欄左端に四本線のボタンが現れ、それをタップすることでリーダー機能が有効になります。

しかし、あらゆるWEBページでリーダー機能を利用できるわけではありません。URL欄に四本線のボタンが現れるのは、リーダー機能を適用できるとSafariが判断したWEBページだけです。ボタンが現れない場合、そのWEBページはリーダー機能の表示条件に合わないと判断していいでしょう。

その表示条件ですが、Appleは明確な基準を公開していません。WEBページの表示要素(HTMLで記述された内容)に「div」というタグで囲まれた範囲が存在すること、divタグで囲まれたテキストが一定量あることが求められることは確かです。めやすとして本文が500字以上といわれていますが、内容が自由で星の数ほど存在するWEBページが対象なだけに、ある程度凝ったページデザインで長めの本文がある場合に表示される、といった理解でじゅうぶんではないでしょうか。

なお、リーダー機能はいわゆるスマホ最適化サイト(スマートフォンでの表示に適したレイアウト/文字サイズとなるよう調整されたWEBサイト)かどうかにかかわらず利用できますが、WEBサイトによっては通常のレイアウト(デスクトップ用サイト)のほうがリーダー機能対応ページと判定されやすくなることもあります。読みやすさという点では、スマホ最適化サイトも見劣りするものではありませんが、URL欄右端の回転ボタンをプレスするだけでスマホ最適化サイトとデスクトップ用サイトを切り替えることができますから、試す価値はあるでしょう。

  • リーダー機能の表示条件に合わないWEBページにはボタンが表示されません