「FISHBRAIN」は、釣り人に向けて開発されたアプリ。AIによって釣り時を予測できるほか、釣り場で人気の餌、現在地で釣れた魚種、しかけなどを確認可能。データをシェアすることで、釣り人のつながりも生まれているようです。担当者は「このアプリで釣り上げられた魚は360万匹。そのすべてのデータが、アプリに収録されている」とアピールしていました。

「GLASSY Surf Report」は、サーファーに向けて開発されたアプリ。15,000のサーフィンスポットのデータがユーザーにより登録済みで、波・うねりの予測、パフォーマンスの記録などが行えます。「サーフィンやマリンスポーツのスキル向上に役立ててもらえれば」と担当者。

「MySwimPro」は、スイマーに向けたアプリ。リアルタイムコーチング機能があり、トレーニングの進捗状況、自身の成長の度合いが確認できます。コーチング動画も参照可能。担当者は「世界150カ国のスイマーに利用されているアプリで、50万ダウンロードを達成した。PRO TREKは丈夫で防水性能にも優れており、アプリと相性が良い。腕にパーソナルスウィミングコーチがいるような感覚を味わってもらえたら」と話していました。

「Equilab」は、乗馬のスキル向上に役立つアプリ。馬の動きをセンサーで見える化し、軌跡、馬の歩容、馬の体力消費データなどを取得します。騎乗時、左右のアンバランスを検出することも。「馬の状態を関係者が共有することが可能。データから相性の良い馬も分かる。また、トレーニングの効率化にもつながる。より良いライディングのヒントになれば」とアピールしていました。

  • 釣り人向けのFISHBRAIN、サーファー向けのGLASSY Surf Report、スイマー向けのMySwimPro、乗馬に特化したEquilab

「Exercise Timer」は、ワークアウト愛好者のためのアプリ。フィットネスのメニューを表示して、自分のペースで開始、一時停止、停止できます。ワークアウトはログとして保存することも可能です。担当者は「どんなフィットネスをすれば良いか、時計が指示してくれる。体調の具合によって軽めのメニューにしたいときもあれば、さらに力をつけるためにハードにこなしたいときもある。そうした複雑なプログラムも組める。より多くの人に健康を与えられたら」と話していました。

「Ski Tracks」は、スキー・スノーボードの滑走をサポートするアプリ。滑った時間や距離、高低差、最高速度や平均速度をデータにして残します。滑走開始(および終了)は自動で認識するので、時計を操作せずにログを残すことが可能。位置情報を取得することで、どのゲレンデを滑ったかも記録できる仕様です。雪山の新たな楽しみ方を提供するアプリといえそうです。

「ZOMBIES, RUN!」は、ランナーに向けて開発されたアプリ。走った距離、スピード、時間が計測できるだけでなく、走ることで(小説家が描いた)オリジナルのストーリーが展開するのがユニーク。このようにゲームの要素が存分に含まれており、中毒性の高いアプリとしてグローバルで人気が出ているそうです。担当者は「ただ走るのではなく、ゾンビから逃げるという理由が付加されます。ときにスピードの上げ下げが必要となりますが、これはインターバルトレーニングとして有効です」と話していました。

  • ワークアウト愛好者のためのExercise Timer、スキー・スノーボード愛好者に向けたSki Tracks、ランナーのためのZOMBIES, RUN!

カシオは大切なパートナー

発表会にはゲストとして、GoogleでAndroid Wear事業を担当するLeor Stern氏が招かれ、スピーチしました。Leor氏は「最新OSとなるAndroid Wear 2.0では、スマートフォンの種類によらず時計単体でアプリを動かせる仕様になった。これにより、いま様々な企業がユニークなアプリを開発しており、Googleでもワクワクしている」と解説。カシオについては「Android Wearの発展に欠かせない大切なパートナー。明確なビジョンをお持ちで、素晴らしい体験をコンシューマーにもたらしてくれる」と評価していました。

  • Google Android Wear事業部プロダクト・オペレーション部門の責任者であるLeor Stern氏

民間の調査会社の発表によれば、カシオの製品はスマートウオッチのカテゴリで国内3位のシェアを確立しているとのこと。今回のパートナーシップによって、グローバルのパートナーと組むことで「全世界でPRO TREKのシェアを伸ばしていけるのでは」と期待を寄せています。

カシオでは、ここで紹介した9アプリについて目標の総ダウンロード数を2,000万件に設定。なお、当初は1カテゴリにおいて1アプリという契約内容で、例えばランニングのカテゴリで「ZOMBIES, RUN!」以外のアプリと同時提携することはないとの説明でした(契約期間など将来的にはその限りではないとも)。