充電とペアリングで準備完了

バンドサイズを合わせたあと、腕に装着してお出かけする前にしなければならないことが、まだ2つあります。

1つは充電。もう1つがスマートフォンとのペアリングです。

充電は付属のUSBケーブルとクリップをつなぎ、バンドのスリット(ディスプレイ)とクリップのスリットが重なるように挟むことで行います。フル充電までは約1時間半。充電中は現在のバッテリー残量がディスプレイに表示されるので、充電が終わるまでの目安になります。1回フル充電すると、約1週間は充電不要です。

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    充電が終わると100%表示のまま待機状態になります

気を付けたいのは充電のタイミング。基本的に常時装着していることを想定しているようで、寝る時も睡眠状態のログを取るため、腕から外すのが風呂に入るときくらいしかありません。約1週間充電不要とはいえ、腕に付けたまま充電するのは現実的ではないので、日々時間を決めて充電するのがオススメです。

ちなみに機械式のheadを使う場合、りゅうずでゼンマイを巻くことになります。こちらは身に着けて歩くことで自動的に巻かれていきますが、それでも1週間はもちません。wena wrist proとあわせて使うなら、充電とりゅうず巻きのタイミングを揃えると良さそうです。

wenaアプリを設定しよう

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    専用アプリ「wena」を導入します

スマートフォンには、無料の専用アプリ「wena」を導入します。iOS用とAndroid用が用意されています。化粧箱に入っているスタートガイドにQRコードが掲載されているので、そこからたどればカンタン。また、ペアリングに向けてBluetoothをオンにしておきます。

  • wena wrist pro

    wenaアプリはwena wristとwena wrist proの両方に対応します。セットアップの最初に「wena wrist」を選択しなくても先へ進めますが、最後の最後でペアリングできなくなるので注意

続いてアプリの指示通りにwena wrist proの電源を入れます。電源ボタンは本体の横に設けられていて、長押しでオンになります。スマートフォンとのペアリングは通常数秒で終了しますが、時間がかかるようなら、スマートフォンのWi-Fiをオフにしたり、近くに電子レンジなどの機器がない場所で試したりすると良いです。

ペアリングすると初期設定が始まり、身長や体重といったActivity機能の設定、睡眠のトラッキング設定、ディスプレイ設定、Notification機能設定などをスマートフォン上で行います。ディスプレイ設定は二行のほうが情報を多く表示できますが、文字が小さくて読みづらいと感じる場合は一行表示にすると良いでしょう。

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    睡眠のトラッキング設定を行うと、指定した時間内だけ睡眠状態を検出する睡眠計測モードを利用できます。指定外の時間に昼寝してもトラッキングされないというわけ

Notification機能は、通知をwena wrist proでお知らせする機能で、Facebook、LINE、Instagram、Twitter、Gmail、Inboxに対応します。後からアプリの追加も可能です。

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    歩いた歩数、寝た時間、運動量などのトラッキングデータも表示できます

最後に氏名や生年月日などの個人情報を記入してアカウントを登録し、おサイフ機能を設定すれば完了です。おサイフ機能は、別途「おサイフリンクアプリ」を導入することで利用できます。

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    おサイフ機能は別のアプリを導入して連動させます