X1 Yogaもディスプレイが強化点

360度ディスプレイが開く2in1モデル「ThinkPad X1 Yoga」は2018年で第3世代の製品となる。X1 Carbonと同様に本体サイズは変わらないが、やはりハイエンド構成でDolby Vision HDR対応ディスプレイが選択できる。X1 Yogaは3種類のディスプレイを用意するが、すべてタッチとペン対応である点がX1 Carbonと異なる。

  • ThinkPad X1 Yogaの2018年モデル

    ThinkPad X1 Yogaの2018年モデル

  • キートップが沈む構造

    ディスプレイが360度開く、Yogaスタイルの製品

  • パッケージも少し変更

    180度以上開くと、キートップが沈む構造はそのまま

  • ヒンジの色を本体に合わせた

    ヒンジの色が従来のシルバーから本体色に合わせたものに

  • ペンは本体に収納

    ペンは本体に収納

フルHD(1,920×1,080ドット)IPS / WQHD(2,560×1,440ドット)IPS / Dolby Vision HDR対応WQHD(2,560×1,440ドット)LTPS。

なお、2017年のX1 Yogaでは、非常に高精細な有機ELディスプレイ(OLED)が用意されていたが、2018年モデルではいまのところ投入される予定はないという。

インタフェースは、Thunderbolt 3(USB 3.1 Type-C)×2、USB 3.0×2、HDMI×1、イーサネット拡張コネクタ、マイク/ヘッドホンジャック、microSDカードリーダーという構成となる。HDカメラとIRカメラの選択、ThinkShutterの有無について、対応SIMの変更はX1 Carbonと同じ。

  • インタフェース

    右側面にHDMI、USB 3.0、イーサネット拡張コネクタ、マイク/ヘッドホンジャック

  • インタフェース

    左側面にThunderbolt 3(USB 3.1 Type-C)×2、USB 3.0×1

  • microSDカードスロットとSIMスロット

    背面にmicroSDカードスロットとSIMスロット

フルリニューアルを遂げたThinkPad X1 Tablet

ThinkPad X1シリーズで2018年に最も大きく変わったのが、ThinkPad X1 Tabletである。筐体をリニューアルするとともに、ディスプレイが従来の12型ワイドから3:2の13型に変化した。背面にあるキックスタンドも新たになり、より耐久性が増した。

  • ThinkPad X1 Tabletの2018年モデル

    ThinkPad X1 Tabletは2018年モデルで第3世代となる

  • ディスプレイは3:2に

    ディスプレイが3:2の13型ディスプレイに

  • ヒンジが新しいものに

    キックスタンドのヒンジも新しいものに

  • キーボードカバーを刷新

    キーボードカバーも刷新

  • バックライト対応

    キーボードはバックライトに対応

  • 指紋センサー

    ディスプレイ前面に指紋センサーを配置

ディスプレイの解像度は3,000×2,000ドットの1モデルのみ、表面はGorilla Glassで保護し、Dolby VisionではないがHDRに対応する。オプションとして別売りのLenovo Pen Proによるペン入力をサポートする。

また、2018年モデルではX1 TabletでもWWANとしてLTE-Aに対応。Nano SIMを使用する。このほかのインタフェースは、Thunderbolt 3×2、microSDカードリーダー、マイク/ヘッドホンジャック。

  • インタフェース

    左側面にThunderbolt 3×2、microSDカードリーダー、SIMスロット、マイク/ヘッドホンジャック