12月13日、LINEで送信したメッセージを24時間以内であれば取り消せる「送信取り消し」機能が使えるようになりました。ツイッター上では歓迎する声が上がった一方で、誤爆が消せるとを残念がる人も少なからずいました。読者の皆様も、誤爆したことがあるという人がいるのではないでしょうか。マイナビニュース会員のLINEユーザー1,358人に、誤爆の経験を尋ねると、766人が「ある」と回答。352人が誤爆にまつわるエピソードを答えてくれました。

  • LINEで誤爆したことがある人

    LINEで誤爆したことがあるのは、LINEユーザーの56.4%だった

恋人や友人、家族へ誤送信……

  • 間違えて男友達に愛してるって送ってしまった(大阪府/女性/36歳)
  • 嫌いな人に告白してしまった(兵庫県/女性/27歳)
  • グループラインで告白してしまった(兵庫県/女性/35歳)
  • 彼氏に送るメッセージを父親に送っていた(大阪府/女性/27歳)
  • 話がかみ合わないと思っていたら全く同姓同名の別人でした(埼玉県/男性/43歳)

恋人やパートナー、好きな人に自分の気持ちを送るはずが、間違った相手に送ってしまうのは誤爆の鉄板。女性の回答者では、彼氏と間違えて父親にメッセージを送って恥ずかしい思いをしたという人がちらほら。LINEの友達に同姓同名がいて誤爆した人もいました。これはややこしい! 「なんか話がかみ合わないなあ」と、誤爆したことに気づけない場合もなきにしもあらずです。

もはや職場のテンプレ? 自分の上司に誤送信

  • 上司に間違ってタメ語でメッセージを送ってしまった(東京都/女性/32歳)
  • 上司の悪口を友人に送るつもりが、直接上司に送ってしまった(東京都/男性/58歳)
  • 上司に内緒で開催した飲み会のお知らせを上司に送って誤爆した(大阪府/女性/32歳)
  • 上司に誤送信して人間関係にヒビが入り、結果退職に追い込まれた(奈良県/女性/54歳)

職場の上司に誤送信してしまった、という人も多いようです。中にはそのせいで人間関係に亀裂が入り、退職したという経験を持つ人も。送信取り消し機能が実装された今なら、もし上司に「うるせえ」と送ってしまっても送信を取り消せます。トーク上に「メッセージを取り消しました」という通知は残りますが、上司に「なんでメッセージ消したの?」と聞かれても、「間違えてスタンプを送ってしまいました」などと言えばごまかせそう。ほかにもこんな体験談がありました。

  • 職場にいる女性の上司に、狙っている女性に送るつもりのメッセージを送ってしまった。まんざらでもなさそうだった(東京都/男性/26歳)

誤爆から始まる恋もあるのでしょうか。運命のいたずらみたいですね。

隠していたことが……

  • オタク友達に送るメッセージを家族に送ってしまった(福岡県/男性/55歳)
  • 友人のパーティー計画を当人に送ってしまった(東京都/男性/58歳)
  • 友人宛に送ったつもりが、親にアダルト画像を送ってしまった。恥ずかしかった(新潟県/女性/27歳)
  • 間違って家族に下ネタ連発!(東京都/女性/32歳)

家族や恋人、友人に隠していたことを誤って送ってしまう人もいました。アダルト画像や下ネタを、家族や親に間違えて送るのは鉄板かもしれませんが、これは気まずい……。

誤爆の被害も

  • 職場のグループラインに、同僚が彼氏に送るようなメッセージを送ってきて、とても恥ずかしそうだった(神奈川県/女性/43歳)
  • 取引先の女性が、不倫相手に送ったメッセージが誤送信で私に届いた。内容からバレバレだったが、胸の中にしまってある(千葉県/男性/51歳)
  • おそらく恋人に送ったであろうお別れメールが私のもとに来ました。関係ないのに私までフラれたような気持ちに(埼玉県/女性/23歳)

誤爆のメッセージが届いたことがある人も多数いました。取引先の女性の秘密は、できればこのまま胸の中にしまっておいてほしいところですね。

ちなみに筆者、恋人と駅前で待ち合わせて「すぐ後ろにいるよ^_^」と送ったところ、間違って別の友人に送ったことがあります。送られた友人はさぞ驚いたことでしょう。このほか大学の教授に間違えて「今日の授業、休みてえな」と送ったこともあります。教授から「どうぞ休んでください」と返信がきて戦慄しました。どちらも黒歴史すぎて忘れていました。

LINEの送信取り消し機能は便利ですが、メッセージの取り消し後は、自分と相手のトークルーム上に「メッセージの送信を取り消しました」という証拠が残ります。また、スマホに届く通知までは取り消せません。送信取り消し機能がついたとはいえ、完全に誤爆を防げるわけではないということを肝に銘じておきましょう。

調査時期: 2017年12月11日~2017年12月15日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 1,358件
調査方法: インターネットログイン式アンケート