本流となるproでは、初代モデルと比べ、バンドの幅が22mmから20mmにスリム化。体積比で25%小さくなり、防水性能も5気圧に向上しています。モノトーンのデザインにもこだわり、通常はユーザーが見ることのない内部の基盤や配線などのパーツまでモノトーンで揃えたと言います。

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    小型化、薄型化はソニーの十八番。内部構造へのこだわりも、ソニーらしい「粋」を感じます

一方のactiveは、proにも搭載する加速度センサーに加え、GPSセンサーや光学式心拍センサーも備えています。これにより、ランニング中にスマートフォンを携帯しなくても、移動経路や平均速度、心拍数などを計測可能。時計部分のヘッドを外せばスマートバンドライクに使えるので、寝るときに装着すると、睡眠状態の管理にも利用できます。

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    activeのヘッドとバンドを分離したところ。activeはヘッドを外した状態でも、スマートバンドライクに使えます

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    proとMechanical headの組み合わせ。女性の細い手だと、ややごつく重たく感じるようです

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    activeとSolar headのクロノグラフモデルの組み合わせ。文字板は旭光の表面処理を施し、何重にも塗装することで太陽光を透過ながら高級感も実現しています

proはバンド幅がディスプレイ部で20mm、ヘッド取付部で22mm、重量が85.0g。材質はステンレス(SUS316L)を採用します。5気圧の防水性能に対応。センサーは加速度センサーを搭載します。

activeはバンド幅がディスプレイ部で20mm、ヘッド取付部で22mm、重量が40.9g。材質はシリコンラバーを採用します。3気圧の防水性能に対応。センサーは加速度センサー、GPSセンサー、光学式心拍センサーを搭載します。

最後にラインナップを整理

proはシルバーとプレミアムブラックの2色で、12月21日発売。推定市場価格(税別、以下同)は、シルバーが35,000円前後、プレミアムブラックが33,000円前後。activeはブラックの1色で、3月上旬発売。推定市場価格は30,000円前後。

ヘッド部は機械式の「wena wrist Mechanical head(以下、Mechanical head)」と、太陽電池式の「wena wrist Solar head(以下、Solar head)」を新発売。いずれも工具を使わずにproやactiveと着脱可能で、発売日は12月21日です。

Mechanical headはホワイト、シルバー、ブラックの3色で、ホワイトとシルバーが54,000円前後、ブラックは55,000円前後。

Solar headはスリーハンズとクロノグラフの2タイプを用意し、それぞれシルバーとブラックの2色展開。スリーハンズのシルバーが33,000円前後、ブラックが34,000円前後、クロノグラフのシルバーが43,000円前後、ブラックが44,000円前後となっています。