サイバーエージェントのアドテクノロジー分野におけるサービスの開発を行うアドテクスタジオは10月26日、LINE ビジネスコネクト向け配信ツール「CA-Link」において、ユーザーによるログイン作業をせずに、企業IDとLINEアカウントを連携させる「LINEオーディエンスマッチ」に対応したことを発表した。

「LINEオーディエンスマッチ」は、LINE公式アカウントやビジネスコネクトアカウントにおいて、モバイル広告IDや電話番号などをベースにメッセージを配信できる機能で、ID連携をせずとも、企業が保有する利用者情報に登録された情報をベースに、自社のLINE公式アカウント内の友だちへのメッセージ配信が可能になる。

サービスの概念図

「CA-Link」では同機能に対応し、LINEアカウントと企業のLINEアカウントの更なる連携率の向上を通じて、よりユーザーに適したメッセージの配信を実現するという。

また、「CA-Link」が提供するユーザーによるログイン処理が不要なリターゲティングメッセージ配信サービス「Dynamicリターゲティングメッセージ」機能と併用することで、企業はユーザーにアクションを求めることなく、ID連携率の向上ができるとしている。