iPhone 8 / 8 Plusの料金をガイドする本企画、前回は本体価格をキャリアごとに比較した。今回は通信・通話の利用料金を含めたトータルの毎月支払額金額をチェックし、各キャリアでもっとも快適かつ安価にiPhone 8、iPhone 8 Plusを利用できる組み合わせを探ってみたい。
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ここでは、auの料金プランをチェックしてみる。表は、iPhone 8、iPhone 8 Plusの端末料金と、auの主要なプランの月額利用料金を足した毎月の支払金額を比較している。
au 端末・プラン別の毎月支払金額(2年間)をチェック!!
iPhoneでピタットプラン、フラットプランの選択が可能に
auでは、iPhone 8、iPhone 8 Plusの発売に合わせ、iPhone購入時にauピタットプラン、auフラットプランを選択できるようになった。どちらも通信・通話コミコミで、前者は月々のデータ使用量に合わせて料金が変動するプラン、後者は大容量のデータ通信を定額料金で利用できるプランとなる。
表では毎月のデータ容量が5GBで1回5分以内の国内通話がかけ放題の「スーパーカケホ+データ定額5」プランと、auピタットプラン、auフラットプランを比較している。
従来のプラン「スーパーカケホ+データ定額5」では、割引プラン「毎月割」が適用されるため月々の端末料金は安く抑えられるが、auピタットプラン、auフラットプランには毎月割が適用されない。
このため、auピタットプラン、auフラットプランでは「アップグレードプログラムEX」に加入して48回払いに設定し、25カ月目で機種変更を行う前提で金額を算出している。48カ月払いが適用される「アップグレードプログラムEX」では最短で25カ月目に機種変更をすると、25カ月目以降の支払いがなくなり、月々の端末料金が実質半額になるという新プラン(機種変後、それまで使っていたiPhone本体はauに回収される)。これを適用した場合でも、毎月割が適用される従来プランより高い。
「プログラムEX」や割引キャンペーンの活用が重要
ただし、auピタットプラン 、auフラットプランでは、別の形で毎月の通信・通話料金を抑えることが可能。2年契約の「誰でも割」と「ビッグニュースキャンペーン」(1年間)を適用すると月々の端末代+利用料金がauピタットプランで従来プランの半額程度(1GBまでのデータ利用の場合)、auフラットプラン(20GB)でも従来プラン(5GB)より安くなる。
2年間で最新モデルに機種変更(iPhone本体は回収)するのに問題がなければ、毎月の通信量が多くないユーザーはauピタットプラン 、動画など大容量データを楽しみたいユーザーはauフラットプランにアップグレードプログラムEXを組み合わせるのがオススメといえる。
また、光回線やケーブルテレビなど対象の固定通信サービスを利用していれば「auスマートバリュー」の対象となり、利用料金がさらに割引される。さらに他のキャリアからMNPで乗り換えるとau WALLET プリペイドカードにキャッシュバックされる「auデビュープログラム」などのキャンペーンも利用でき、よりお得にiPhone 8、iPhone 8 Plusを購入することも可能だ。