セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズは5月30日、全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド」に関するメディアイベント「/laundroid world 2017」を開催した。ランドロイドのデモを披露すると同時に、エアークローゼット社とCerevo社との協働を発表。ファッションサービスやIoTサービスと合わせて展開する。

/laundroid world 2017の一幕から

ランドロイドは、洗濯・乾燥した衣類を入れると、自動的に折りたたんで仕分けしてくれる機器。2015年のCEATEC JAPAN(千葉県・幕張メッセで開催)にて、コンセプトモデルの展示が大きな注目を集めた。それから着実に開発が進み、認知度も上がり、実際の発売も見えてきている。2017年5月30日から購入予約も始まり、仮の価格は185万円(税別)からだ。

/laundroid world 2017で発表されたサービスとして、まずエアークローゼット社との協働によるファッションサービスがある。エアークローゼット社は、女性向けの月額ファッションレンタルサービス「airCloset」を手がける企業。ランドロイドの専用アプリを用い、衣類の着用頻度を可視化する。その発展として、ファッションを楽しむことをサポートする「衣類コンシェルジュ」を提供する予定だ。

もうひとつは、IoT家電や、尖ったガジェットを多く世に出しているCerevoとの協働。Cerevoのロボット・デスクライト「Lumigent(ルミジェント)」と、ランドロイドが連携して動作する。具体的には、ルミジェントに話しかけると、ランドロイドの基本操作を音声認識で実行できるというものだ。

/laundroid world 2017の詳細とイベントの様子は、追ってお伝えする。