セイコーウオッチは、「セイコー プロスペックス」から、新ソーラーウオッチ「ランドトレーサー」を6月9日より発売すると発表した。Bluetooth通信機能でスマートフォンと連携し、アウトドアアクティビティの軌跡を記録して、Googleマップに3Dで表示できる。購入は全国の時計販売店・大手量販店・スポーツショップにて。ラインナップは数量限定モデルを含む3機種で、価格(税抜)は50,000円から52,000円。

レギュラーモデル黒

レギュラーモデル赤

本製品は、アウトドアアクティビティを存分に楽しみ、その感動を共有できる新しいコミュニケーションツールをコンセプトに開発されたソーラーウオッチ。時計で計測した高度情報と、スマートフォンで取得した位置情報との連携により、自身の活動の軌跡を専用のスマートフォン用アプリケーションに記録し、その軌跡を3D(または2D)で、Googleマップ上に重ねて表示できるセイコー独自の「フィールドログ機能」を搭載している。この「3Dトレースログ」により、アクティビティの感動や思い出を簡単に振り返り、SNSなどで共有することができるという。

自分のアクティビティ記録をGoogleマップに3Dで表示

また、絶景ポイントやルートの分岐点など、任意の地点でボタンを押して、ログポイントを作成できる。ログポイント間の距離や標高差、移動にかかった所要時間の表示が可能だ。

好きな地点でボタンを押せばログポイントを作成できる

撮影した写真も簡単にタイムラインに貼れる

ほか、Bluetooth通信による自動時刻同期機能を備えており、時計の時刻をスマートフォンの時刻に同期することで正確な時間を刻んでくれる。スマートフォンの位置情報と天気情報を活用し、現在地の詳しい天気(降水量・降水確率/気温/風向・風速/湿度)も表示でき、加えて日の出入/月の出入時刻や、月齢、潮回りを表示するこよみ情報表示機能も搭載。さらに、登山やアウトドアシーンに役立つ高度・気圧・温度・方位の計測も可能だ。

天気や降水確率など、アウトドアシーンで役に立つ情報を表示してくれる

20気圧防水なので、水辺などでも安心して使える。また、ソーラーセルに当たる光の強さを感知し、現在の発電レベルを10段階で表示してくれる。ケースサイズは外径49.5mm(ボタン、突起含まず)、厚さ12.4mm。ストップウオッチ機能と、アラーム機能も内蔵している。ケース素材はプラスチック+一部アルミ。裏ぶたはステンレススチールで、ストラップはブラックのシリコン。