幕張メッセにて開催された「ニコニコ超会議 2017」だが、2017年4月30日には「超アイドルマスターステージ ~THREE STARS!!! 紅白対決してみた!~」が行われ、「アイドルマスター」各シリーズより天海春香役の中村繪里子、双海亜美・真美役の下田麻美、城ヶ崎美嘉役の佳村はるか、一ノ瀬志希役の藍原ことみ、伊吹翼役のMachico、エミリー・スチュアート役の郁原ゆうが出演した。

会場内の「超ゲームエリア」のステージに上がった6人は、午前中のステージにも関わらず客席を埋め尽くした観客の数にびっくり。キャストの側も、郁原が午前4時起きで来たと話すと会場からは歓声が上がった。今回のステージは中村、藍原、Machicoの「赤組」、下田、佳村、郁原の「白組」に別れての紅白ゲーム対決を行いながら、様々な新発表をしていく形式だ。

『シンデレラガールズビューイングレボリューション』からは、追加DLC楽曲第5弾「Tulip」が5月18日に配信され、これに合わせて速水奏、塩見周子、一ノ瀬志希、宮本フレデリカのモデルが初登場することが明かされた。「Tulip」の曲調に合わせて、ステージでは佳村と藍原がセクシーダンス対決を実施。佳村が果敢にセクシーに挑戦したものの、坂上プロデューサーの趣味により、初々しい藍原(紅組)に軍配が上がった。

3月の日本武道館ライブで制作が発表されたばかりの『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』については、舞台となる765プロライブ劇場にはエントランス、控室、事務室、ドレスアップルームがあり、コミュニケーションをとることで親愛度を上げていく基本システムが紹介された。坂上プロデューサーによれば「表情にこだわって作っています」とのこと。さらにリズムゲームを楽しめる「ユニットライブ」と「ソロライブ」があり、スペシャルアピールや客席の盛り上がりといった要素も紹介されていた。

青羽美咲

だが一番のサプライズは劇場事務員・青羽美咲の登場だろう。声優は安済知佳が担当。『シアターデイズ』では彼女が主にプロデューサーをサポートするが、おなじみの765プロ事務員・音無小鳥もちゃんといることも明言されていた。

ステージでは早速リズムゲーム(ユニットライブ)にMachicoと郁原がトライ。「Sentimental Venus」のプレイ画面に水瀬伊織、エミリー・スチュアート、真壁瑞希、百瀬莉緒のオリジナルメンバー+矢吹可奈が登場すると会場はそれだけで大歓声。さらに郁原がフルコンボを達成して盛り上がりは最高潮となった。

『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』は4月30日より事前登録スタート。事前登録ミリオン=100万人を達成すれば最高レアリティSSR確定チケットをプレゼンすることをぶち上げられた。100万人はなかなか厳しいハードルだが、10万人達成でMV「素敵なキセキ」公開+ミリオンジュエル100個プレゼント、20万人達成でMV「Precious Grain」公開+ミリオンジュエル200個プレゼント、39万人達成でミリオンジュエル390個プレゼントという段階報酬もあるので楽しみにしたい。

ラストの765プロコーナーには、スペシャルゲストとして音無小鳥役の滝田樹里が登場。2年ぶりだという滝田の登場に会場は暖かい拍手に包まれた。

このコーナーでは、「月刊ComicREX」(一迅社刊)にて連載される新作コミック「朝焼けは黄金色 THE IDOLM@STER」の情報を紹介。本作では事務員・音無小鳥が女子高生だった頃の過去エピソードが描かれる予定で、イメージビジュアルには女子高生(?)時代の音無小鳥と、シルエットで隠れていない高木順二朗社長の姿が描かれている。アニメ『THE IDOLM@STER』をコミカライズした脚本・髙橋竜也、漫画・まなの黄金タッグが執筆を担当する。連載がスタートする「月刊ComicREX7月号」は5月27日発売で、表紙&巻頭カラー掲載を予定しているとのことだ。

ステージで行われた「765プロ妄想対決!」では、坂上プロデューサーが主人公の漫画のタイトルを考えるという無茶振り企画に挑戦。すぐに解答が思いつかない中村が客席に降りて、観客にアドバイスをもらう斬新な展開で盛り上がった対決は、見事中村率いる赤組が勝利していた。賞品の受け渡しでまたしてもわちゃわちゃしたりもしつつも、最後は恒例の「アイマスですよ、アイマス!」で締めくくり。新鮮な顔ぶれの3チーム合同ステージにも関わらず、1時間ジャストのピタリで終わらせたのが流石の仕事だった。

(C)窪岡俊之 (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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