三菱電機は4月12日、IH炊飯器「本炭釜 KAMADO」シリーズの新モデル「NJ-AW108」を発表した。発売は5月21日で、価格はオープン。推定市場価格は税別120,000円前後。カラーはホワイト系の「白和三盆」とブラック系の「黒銀蒔」の2色を用意する。

炊飯容量0.5合~5.5合の「NJ-AW108」

本炭釜シリーズは、純度99.9%の炭から削り出した内釜「本炭釜」を使用した炊飯器。今回のNJ-AW108は、沸騰力が2016年発売の「NJ-AW107」から約7%向上している。断熱材は約8%増量しており、沸騰で生じた熱を逃がさず炊き上げ。また、新搭載の密閉弁がごはんの潤いを保持するため、「粒感」がありつつもみずみずしいお米を実現できるという。

業界最厚をうたう10mm厚の内釜を継続採用し、焼きムラを抑えた高効率加熱を実現。さらに、吹きこぼれを起こさずに大火力を持続させる特許技術「連続沸騰」と、お米に負担をかけない1.0気圧炊飯により、お米をおいしさの成分(甘み、弾力、ツヤ、香り)を含んだ「保水膜」で包み、ふっくらとしたご飯を炊き上げる。

このほか、お米の銘柄に合わせて炊飯する「銘柄芳醇炊き」の対応銘柄を追加。「あきひかり」など6種類を加え、35銘柄に拡大した。麦飯をふっくら炊き上げるモードも新搭載している。外形寸法はW285×D320×H249mm、重量は約5.7kg。炊飯容量は0.5合~5.5合(0.09~1.0L)。

小容量タイプも

炊飯容量が0.5~3.5合の「NJ-SW068」

同時に「本炭釜」シリーズで炊飯容量が0.5~3.5合の「NJ-SW068」も発売する。価格はオープンで、推定市場価格は税別80,000円前後。こちらもNJ-AW108と同様、10mm厚の「本炭釜」や、特許技術「連続沸騰」、1.0気圧炊飯などを採用している。外形寸法はW231×D289×H204mm、重量は約4.3kg