キヤノンは15日、EOSシリーズ用の望遠ズームレンズ「EF70-300mm F4-5.6 IS II USM」を発表した。12月上旬の発売を予定しており、希望小売価格は72,000円 (税別)。

EF70-300mm F4-5.6 IS II USM

EF70-300mm F4-5.6 IS II USMは、2005年に発売された「EF70-300mm F4-5.6 IS USM」の後継となる望遠ズームレンズだ。焦点距離は70~300mmで、絞り開放値はF4~F5.6。独自開発の超音波モーター「ナノUSM」を搭載しており、静止画撮影時においてはフォーカスレンズの駆動速度を向上、動画撮影時においてはスムーズで滑らかなAF動作を実現している。

EFレンズとしては初めて液晶画面を搭載。撮影距離や焦点距離、カメラやレンズの揺れ量などの情報を表示する。レンズ構成はUDレンズ1枚を含む12群17枚。手ブレ補正機能「IS」はシャッター速度4段分の効果に向上した。主な仕様は以下の通り。

  • 絞り羽根枚数 : 9枚 (円形絞り)
  • 最小絞り : F32~F45
  • 最短撮影距離 : 1.2m (ズーム全域)
  • 最大撮影倍率 : 0.25倍 (300mm時)
  • フィルター径 : 67mm
  • 最大径 : 80.0mm
  • 全長 : 145.5mm
  • 重さ : 約170g