ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は7日(米国時間)、米国・ニューヨークで「PlayStation Meeting」を開催。PlayStation 4のハイエンドモデル「PlayStation 4 Pro」を発表した。11月10日に発売し、価格は税別44,980円。

PlayStation 4 Pro

「PlayStation 4 Pro」は、SIEがかねてより開発を表明していたPlayStation 4の上位モデルで、従来のPlayStation 4向けゲームタイトルと完全に互換性を持たせる。

11月10日発売で価格は税別44,980円。合わせてスリムタイプの新PlayStation 4も発表。こちらは9月15日発売で、価格は税別29,980円

プロセッサはAMD製。"Jaguar"コアベースの8コアCPUと4.2TFLOPSのRadeon graphicsを統合する。グラフィックメモリはGDDR5 8GB。従来モデルからCPUの動作クロックを向上させたほか、グラフィックスのアップグレードや1TBのストレージを標準搭載するなどスペックを強化した。

「PlayStation 4 Pro」での強化点。グラフィックスのアップデートや動作クロックの向上、ストレージの大容量化などが上げられている

また、4K解像度に対応。すべてのPlayStation 4向けタイトルを4K解像度でプレイできるという。さらにすでに展開中のPlayStation 4と合わせて、HDR(High Dynamic Range)をサポート。対応テレビとコンテンツを利用することで、映像が持つ本来の明暗度や広範囲な色幅を再現するとしている。

グラフィックスの強化により、4KやHDRにも対応。もちろんPSVRもサポートする

通信機能はギガビット対応有線LAN、IEEE 802.11 a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0(LE)。インタフェースはHDMI×1(4K HDR対応)、USB 3.1 Gen1×3、AUX×1。本体サイズはW295×D55×H327mm。重量は約3.3kg。