シチズン時計は8月17日に、高級時計ブランド「カンパノラ」の新製品として、スイスの「ラ・ジュ―・ペレ」(La Joux-Perret SA)の自動巻き機械式クロノグラフムーブメントを搭載した2モデルを発売する。税別価格は、ブラックダイヤル/メタルバンドの「NZ1000-61E」が780,000円、シルバーダイヤル/革バンドの「NZ1001-09A」が750,000円。

カンパノラは、先端技術や匠の技を生かした独創的なラインナップが特徴。今回の新モデルは、文字板の中央部に和紙を連想させる緻密で繊細なパターンを配置している。さらに、文字板外周部、3時・6時・9時のインダイアル部に配した幾重もの筋目は、「枯山水」が表現する水の流れをイメージし、「時の流れ」に重ね合わせた。

NZ1000-61E

NZ1001-09A

一方、ムーブメントを製造するスイスのラ・ジュ―・ペレは、2012年にシチズンの傘下となった。スイス伝統の機械式時計技術と、日本の先端技術を融合させ、カンパノラらしいデザインと独自の世界観を提案するとしている。

ケース素材はステンレススチール、ケースサイズは径44mm×厚さ17mm(設計値)、風防はデュアル球面サファイアガラス、ムーブメントは「Cal.Y150 機械式」、防水性能は日常性活用防水。裏ぶたはスクリュー式シースルーバックのサファイアガラスで、ムーブメントの動きを見られる。最大巻上時の駆動時間は約42時間だ。