マウスコンピューターは4日、長野県飯山市のふるさと納税返礼品として、同社製PCへの申し込み受付の再開を発表した。

飯山市ではふるさと納税の返礼品として、同市に生産拠点をかまえるマウスコンピューターのPCやタブレット、ディスプレイを採用していたが、2016年4月に総務省がふるさと納税返礼品について、電子機器や貴金属といった資産性の高いものなどの提供を自粛するよう通達。これを受けて飯山市とマウスコンピューターで協議し、在庫品のみ継続し新規返礼品の採用を自粛する方針をとっていた。

マウスコンピューター飯山工場

しかし、「飯山市地域産業」や「観光資源の活性化」「利用促進」を主旨にあらためて企画を練り、返礼品だけでなく、マウスコンピューター飯山工場での組み立て体験サービスも合わせて提供することで全国から飯山へ訪れるきっかけを作りたいとしている。また、名前印刷サービスも提供し、ユーザーの所有感を高めたいとしている。

組み立て体験サービスの様子

名前印刷サービスの例

返礼品として新たに追加されたのは、14型ノートPC「LB-B422SN-SSD-A-IIYAMA」とスリムデスクトップPC「LM-iHS302S-A-IIYAMA」の2機種。「LB-B422SN-SSD-A-IIYAMA」は130,000円、「LM-iHS302S-A-IIYAMA」は180,000円の寄付で申し込みが可能だ。

LB-B422SN-SSD-A-IIYAMA

「LB-B422SN-SSD-A-IIYAMA」の主な仕様は、CPUがIntel Celeron N3160(1.6GHz)、メモリが4GB PC3-12800、ストレージが120GB SATA SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 400(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが14型HD(1,366×768ドット)、OSがWindows 10 Home 64bit。オフィスソフトがMicrosoft Office Personal Premium + Office 365サービス。

LM-iHS302S-A-IIYAM

「LM-iHS302S-A-IIYAMA」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-6400(2.7GHz)、メモリが8GB PC3-12800、ストレージが480GB SATA SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 10 Home 64bit。