お金はいつ払う?

一般的には350万円かかるといわれる挙式・披露宴。スマ婚では総額200万円ほどで実現できる仕組みを紹介したが、新郎新婦にとってありがたいシステムが他にもある。

それは、新地支社長いわく「ブライダル業界では掟破り」な"後払い"システム。「100万~120万円でも挙式・披露宴ができるプランもある。ご祝儀の範囲で挙式でき、"後払い"も受け付けている」とのことだ。

オリジナル婚姻届まで提供中。実は、婚姻届は決められた記載内容と様式を守れば、デザインや色はある程度自由に作って良い。スマ婚では役所提出用と保存用の2セットを提案

式をあげる際、数カ月前に内金として数万~数十万円、式の1週間前までに残りの全額を式場に支払うのが一般的だ。ご祝儀を受け取る前に300万円以上を用意しなければいけないため、ブライダルローンを利用するカップルも多い。そこでスマ婚では、ご祝儀の範囲内で挙式・披露宴ができるプランを用意。内金としては1万円払う必要があるものの、残りは披露宴が終わってからの後払いでもOKだ。

利用する式場には前金で費用を払わなければいけないので、まずはスマ婚が立て替え。式が終わってから利用者がスマ婚へ費用を支払う。「結婚はゴールではなくスタート。結婚式で借金を抱えてからスタート、では新しく始まる生活の重荷になってしまう。1組でも多くのカップルに、結婚式のすばらしさを味わってほしいし、その後の生活をより良いものにしてほしい。その思いから、このシステムを導入した」(新地支社長)とのことだ。

節約志向の高まりを受けて

身の丈に合っている、かつ自分たちらしい結婚式にしたいというニーズが高まっているという。「バブル時代はスモークを焚いたりゴンドラを使ったりと派手な演出を競っていたが、今は絆を重視したオリジナルの演出を希望するカップルが多い。お仕着せの演出ではなく、2人が心をこめてゲストをもてなしたいという思いが強くなってきている」(新地支社長)とのことだ。

たとえば披露宴会場入り口でゲストを迎えるウェルカムボードや、テーブル上の席札など、随所に新郎新婦の手作りアイテムを盛り込むのが流行している。メイションは、アイディアを提供するだけでなく、こういった手作りアイテムでゲストをもてなしたいカップルをサポートするため、ショールームでもDIY体験イベントを実施中だ。

ショールームでは定期的にDIYイベントを開催。結婚が決まっていない人でも自由に参加できる