ソニーは6月20日、フルHD/60pの動画撮影に対応したアクションカム「HDR-AS300」を発表した。発売は6月24日で、価格はオープン。推定市場価格は40,000円前後。同時発売のリモコンキット「HDR-AS300R」は55,000円前後(ともに税別)。

HDR-AS300V

HDR-AS300は、同時発表の4K対応アクションカム「FDR-X3000」と同様、空間光学ブレ補正を搭載。レンズはZEISSテッサーを採用し、画像の湾曲を抑えている。撮像素子は動画専用設計のExmor R CMOSセンサー(サイズは1/2.5型)、画像処理エンジンは「BIONZ X」を搭載する。

同時発表の4K対応モデル「FDR-X3000」と並べたところ

2015年発売の「HDR-AS200V」は、三脚を取り付ける際にアダプターを使用する必要があった。今回のHDR-AS300Rは本体底面に三脚穴を装備し、アダプターなしで三脚に取り付けられる。記録メディアはmicroSD/SDHC/SDXCカード。動画の記録形式はMP4、XAVC S。サイズと重量はW29.4×D83.0×H47.0mm(付属バッテリー装着時)/約89g。最大125分の連続撮影が可能となっている。本体はIPX4相当の防滴性能を持ち、水深60mまで持ち込める防水ケースが付属する。

オプションとして、ライブビューリモコンの画面を確認しながら片手で撮影するためのフィンガークリップ「AKA-FGP1」と、ガラス製レンズプロテクター「AKA-MCP1」も同時発売する。希望小売価格はAKA-FGP1が3,000円、AKA-MCP1が4,000円(いずれも税別)。

AKA-FGP1

AKA-MCP1