Androidの次期メジャーアップグレード「Android N」の開発が最終段階に入った。米Googleは6月15日(現地時間)、「Android N Developer Preview 4」の提供を開始した。

今年3月に始まったAndroid Nの開発プレビュー・プログラムは、アルファ版(Preview1、2)、ベータ版(Preview 3)を経てきた。Preview 4では、SDK(ソフトウエア開発キット)の正式版がリリースされ、Android Nの最終リリースに向けた最終のAPIが揃った(API 24)。これらを用いて、アプリ開発者はGoogle Playのアルファ/ベータ/プロダクション・チャンネルにAPI 24に対応させたアプリをパブリッシュできる。

Android N Developer Previewの対応機種は、Nexus 6、Nexus 5X、Nexus 6P、Nexus 9、Pixel C、Android One(General Mobile 4G)、Xperia Z3など。SDKの正式版は、Android StudioのSDK Managerからダウンロードできる。

開発プログラムはリリース候補版に相当するPreview 5を残すのみで、今夏にAndroid N最終版が登場する予定だ。