パナソニックは14日、屋外や過酷な現場に適した頑丈タブレット「TOUGHPAD」および、「TOUGHBOOK」新モデルを発表した。発表されたのは、「TOUGHPAD」新モデルとなるFZ-A2シリーズ、FZ-B2シリーズ、FZ-X1シリーズ、FZ-G1シリーズと、「TOUGHBOOK」新モデルとなるCF-31シリーズの計5シリーズで、7月下旬から法人向けに順次販売開始する。

TOUGHPAD FZ-A2シリーズ

TOUGHPAD FZ-A2シリーズ

新製品となるFZ-A2シリーズは、Atom x5-Z8550プロセッサを採用した、WUXGA液晶の10.1型頑丈タブレット。標準モデルで約880gの軽さを実現し、USB 3.1 Type-CポートやHDMI端子など豊富なインタフェースを内蔵した。OSはAndroid 6.0で、メモリは4GB、ストレージが32GB eMMC。ワイヤレスWAN(ドコモ対応)搭載モデルも用意する。駆動時間は標準モデルで約9時間。本体サイズはW272×H16.4×D196mm。発売時期は8月下旬。

TOUGHPAD FZ-B2シリーズ

TOUGHPAD FZ-B2シリーズ

FZ-B2シリーズは、7型の頑丈Androidタブレットをアップデートしたモデル。OSをAndroid 6.0に刷新し、新たにUSB 3.1 Type-Cポートを搭載した。プロセッサもIntel Atom x5-Z8550(1.44GHz)へ更新。発売時期は7月下旬。

TOUGHPAD FZ-X1シリーズ

TOUGHPAD FZ-X1シリーズ

FZ-X1シリーズは、LTE/3G通信機能を備えた、5型HD液晶搭載の頑丈Androidタブレットをアップデートしたモデル。従来Android 4.2.2搭載モデルに加え、Android 5.1.1搭載モデルが追加された。発売時期は7月上旬で、防爆モデルのみ9月発売を予定する。通常モデルの発売時期は7月上旬。

TOUGHPAD FZ-G1シリーズ

FZ-G1シリーズ

FZ-G1シリーズは、Windows 10 Pro搭載の10型頑丈タブレットをアップデートしたモデル。従来Windows 8.1 Pro UpdateやWindows 7 Professionalプリインストールモデルをラインナップしていたが、今回OSを刷新し、Windows 10 Pro搭載モデルとなった。Windows 7 Professionalプリインストールモデルも、10月末までの期間限定で販売する。また、プロセッサを従来のIntel Core i5-5300U vProから、Skylake世代のIntel Core i5-6300U vProへ更新した。発売時期は7月中旬。

TOUGHBOOK CF-31

TOUGHBOOK CF-31

TOUGHBOOK CF-31は、 IP65準拠の防塵・防滴性能を備えたWindows搭載の13.1型XGAノートPC。従来ラインナップしていた、Windows 7 Professionalプリインストールモデル(Windows 8 Proダウングレード権行使)からOSを刷新し、Windows 10 Pro搭載モデルおよび、Windows 7 Professionalプリインストールモデル(Windows 10 Proダウングレード権行使)をラインナップした。発売時期は8月上旬。