ボーズは6月7日、Bluetooth対応のノイズキャンセリングイヤホン「QuietControl 30 wireless headphones」(以下、QC30)を発表した。発売は9月下旬。価格は未定となっている。

「QuietControl 30 wireless headphones」

QC30は、ネックバンド型のBluetooth対応ノイズキャンセリングイヤホン。左右合計で6本のマイクと、インイヤータイプ専用に開発されたノイズキャンセリング回路を搭載。ワイヤレスモデルながら、2013年にリリースした有線接続イヤホン「QuietComfort 20」(以下、QC20)と同等のノイズ抑制能力を持つ。

新開発の「コントローラブル・ノイズキャンセレーション」(可変ノイズキャンセリング)を採用。QC20のノイズキャンセルレベルはオンとオフで切り替えたが、QC30はノイズの抑制レベルを調節可能。たとえば、路上では外部の音を聞こえやすくする、電車内では外部の音があまり聞こえないようにするなど、使用シーンに合わせて取り込む外部の音の量をコントロールできるようになった。

電源はリチウムイオンバッテリーで、最長10時間の連続再生が可能。左右ユニットをつなぐケーブルには操作用リモコンを装備している。ノイズキャンセリング用とは別に、通話用のマイクも2本搭載する。

無料の専用アプリ「Bose Connect」を使用することで、Bluetooth機器との接続や切り替え、ノイズ抑制レベルの調整などを簡単に行える。イヤーチップは装着感に配慮した「StayHear+チップ」を採用。カラーはブラックのみ。