カシオ計算機は19日、高機能ウオッチ「EDIFICE」の新製品として、地球をモチーフとした立体インダイヤルで独特のワールドタイム表現を実現した「EQB-600D」を発表した。ラインナップは2モデルで、文字板がブラックでインダイヤルがブルーの「EQB-600D-1A2」と、文字板もインダイヤルもブラックの「EQB-600D-1A」だ。いずれも5月14日から発売し、税別価格は50,000円。

EQB-600Dは、2016年3月にスイスのバーゼルで開催されたウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2016」において、カシオブースで発表された新モデル。今回、日本での発売日と価格が正式公開となった。

EQB-600D-1A2

EQB-600D-1A

最大の特徴といえるのが、地球をモチーフにしたドーム型立体インダイアル「3D Globe Dial」(3時位置)だ。北極の上空から見た北半球をデザインしている。3D Globe Dialは、8時側のインダイアルで設定したワールドタイムの時刻と連動し、地球が自転するように、24時間かけて一周。インダイアル上でカーブ形状を描く針は、ワールドタイムの都市のタイムゾーンを指し示す。針が上半分に位置するときは18時~6時の夜間、下半分では6時~18時の日中を表現した。

ドーム型立体インダイアル「3D Globe Dial」

スマートフォンとの連携には、Bluetoothを用いる。専用アプリ「CASIO Watch+」では、表示される都市名をタップで選ぶだけで、EDIFICE側のワールドタイムを設定可能だ。今回はさらに、新しい時刻取得システム「Accurate Time System」を導入。インターネット上のタイムサーバーにアクセスして正しい時刻を取得し、それをEDIFICEへと反映させる。

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