Thunderbolt 3対応のUSB 3.1 Type-C×2ポートなどインタフェースも充実

液晶ディスプレイを最大に開いたところ

モバイルワークステーションらしくインタフェースも充実している。最新のThunderbolt 3およびUSB 3.1対応のUSB Type-Cを2ポート装備するほか、USB 3.0×3(うち1つは電源オフでも給電が可能)、HDMI出力、UHS-II対応SDカードスロットを備えている。

ちなみに、Thunderbolt 3コントローラはIntel Alpine Ridgeだ。帯域は40Gbpsで、Thunderbolt 3に加えて、USB 3.1、DisplayPort 1.2、HDMI 2.0、PCIe Gen 3、最大100Wの給電が可能なUSB Power Delivery(USB PD)といった機能を持つ。これらをすべて、USB Type-Cコネクタでサポートできる。

ただし、ZBook Studio G3のUSB Type-Cポートは、USB 3.1、DisplayPort 1.2、Thunderbolt 3、PCIe Gen3デバイス対応というスペックだ。HDMI 1.4出力は別途用意されている。

左側面には、Gigabit Ethernet対応の有線LAN端子、USB 3.0×2、UHS-II対応のSD/SDHC/SDXCメモリーカードスロットを配置

SDメモリーカードスロットのカバーはダミーカード式

右側面には、ヘッドセット端子、HDMI出力、Thunderbolt 3/USB 3.1 Type-C×2が並ぶ

ACアダプタは19.5V/7.7Aの150W仕様であり、一般的なノートPCの2倍を超える出力だ。サイズもやや大きいが、比較的薄いので、カバンなどへの収まりはよい。公称のバッテリ駆動時間は最大9時間30分とされているが、これはMobilemark 2014での計測した結果であり、実際はその半分程度と考えたほうがよいだろう。

ACアダプタは150W仕様で、ACケーブルは3ピンのいわゆるミッキーコネクタ

ACアダプタ(ケーブル込み)の重量は、実測で457gとやや重い

本体、ACアダプタ、電源ケーブルを合わせた重量は、実測で2,559gだった。重いといえば重いが、持ち運べない重さではない