発表会ではDaiGo氏によるおススメの使い方指導も

自宅でもHueを愛用中というDaiGo氏は、朝は目覚めやすい青系の光、夜に向かって徐々に心が落ち着く黄色系の灯りに変化するよう、アプリでスケジュール設定しているという

発表会では、メンタリストのDaiGo氏とITジャーナリスト林信行氏によるトークセッションが行われた。お風呂でもHueランプを使用しているという林氏に、DaiGo氏は「青などの寒色系の環境だと体感時間が短く感じ、赤などの暖色系は長く感じる。だから、赤系の照明で風呂に入ると、短い時間で長くくつろいだ感覚を得られます」と、メンタリストらしいアドバイス。

DaiGo氏いわく「人間のメンタルは半分以上が環境に支配されている」とのこと。照明を上手に使うことで、生活の質をアップできるとのこと。たとえば、人間はアラームなどの音で起きるようにはできていない。このため、照明の明るさで目覚めるほうが目覚めが良いのだそう。また、明るさだけでは起きられない場合は、15分以上明るい照明を浴びたあとに、アラームが鳴るようにすればスッキリと起きられるのだとか。

Hueアプリでは、Hueランプのオンオフ、光量、色などを時間ごとにスケジュールすることもできる。DaiGo氏は「寝る前につい作業してしまう人は、寝る時間になったら3分ごとに消灯する設定にすれば、電気をつけるのが面倒になって寝てしまいますよ」とコメント

会場では、DaiGo氏お得意のパフォーマンスも。観客に赤・青・黄色のペンから1色を選んでもらい、DaiGo氏が同じ色の明かりを点灯するというもの。DaiGo氏が選択したのは黄色、そして観客が選択した色も黄色! さらに「最初、赤を選択して途中で黄色に変更しましたよね」とまで、心の動きを読んでいた

Hueシリーズの既存ユーザー向けにランプとブリッジを単体でも発売

新モデルのHueランプやブリッジは旧製品とも互換性がある。このため、「ランプはそのまま使用し、新しいブリッジでSiriに対応させたい」、「ブリッジの機能に不満はないけれど、もう少し明るいランプに変更したい」といった人に向けて、Hueランプとブリッジは単体でも発売される。価格はオープンで、推定市場価格(税別)は「Philips Hue シングルランプ」と「Philips Hue ブリッジ」とも7,400円前後の見込みだ。

さらに「スマートフォンを使用するのは面倒」「スマートフォンなどを持っていない子供などの家族がいる」という家庭には、Hue専用のリモコン「Hue Tap Switch(ヒュー タップ スイッチ)」も発売されている。このタップスイッチは「ボタンを押すときの力で充電」できるリモコン。長く使用しても、電池交換や充電などの手間が必要ないという。こちらも推定市場価格は6,800円前後(税別)だ。

別売りのタップスイッチは、本体全体が大きなボタン。中央にある小さな3つのボタンとあわせて、4種類の設定を登録できる。サイズは直径75×H24mm、重量は180g